言われて気づくときには選ばない 知っているから選ぶモノ
物事というのは経験や知識や感が総合されて見えてくることがあって、そのため老若男女の意見が合わないわけだ、老いも若きも話が噛み合わず、男女の仲などさらに噛み合わず、まぁ、それでも生活ができるわけでそれはそれでよしとするかって具合。
モノを扱っていると職業的な感というものが働いてきて、変な言い方をすると「見えないものが見えてくる」っていう経験ないだろうか?
飲食店だと入店してきたお客さんが何を注文するのかわかるとか、入店してきた瞬間にこの人は買うな買わないなと感じたり、電話の声だけでピンとくるものがったり、あれこれ聞いてくる人はどうだこうだとか、その職業別のノウハウのようなものが身についてくるはず。
飲食、サービスなどは生活費としての支出割合が高いものらしいから、生活の中でも話題になるものでしょうけど、、、座敷すだれなどまず話題になることがない。
そんなことは百も承知なんだけど、モノの違いというのは言われて気づく段階より、知ってから選ぶ段階にきたときより良いモノが欲しくなる、さらに、飽きない。
要するに見識が高まったときに手を出すのが和のテイスト、大人の世界です。
使う側もあれこれ知ってくるからね、特に技工、技法、手仕事などのものはそこら辺の知識があると益々面白くなるからさ。
座敷すだれのカギ(鈎)で燻し銀のずっしりした金具があります。
その渋さに誇れんだとき選んでみるといいでしょう。
そうじゃないと単なる引っ掛け板ということで終わってしまうからさ。
あ、それと房は「撚り」を掛けてある房でして、ひねり、とも言うけど、切りっぱなしの糸ではなくて撚り糸ということなんだけど、こんな細かいことは・・・・でもそういうことを知ってみると楽しくなると思う。
座敷すだれのパーツだから新しく作ったときに付けてあるものなんだけど、これは交換したい人向けのバラ販売ということかな。
今あるものを取り替えたいときなどに使ってみるのもいいでしょうし、座敷すだれは自作を楽しむ人たちもいるからそういうときの部品かな、竹ひごなどの自作はできたとしても金具の自作はほぼ無理だと思う。
座敷すだれの房鈎 撚り房、燻し銀の鈎
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場合によってはこの特殊な金具が必要になるかもしれない
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興味のある方は是非ご覧ください。