幅が狭いものから広いものまで 高さが低いものから高いものまで
令和がまだ自動変換されていないので辞書登録をしないとだめか?と思いつつも、退位礼正殿の儀で「案」というものが出てきたから、令和の最初はその話題にしてみたいと思います。
案というのは机のことで、聞き慣れないというより実生活では机のことを案とは言わないだけで、机は机でいいんだけど、神道の世界では案と言うことがあって、最も有名な案が「八脚案」と言われるもの、八脚案と八足台は同じものだから、要するに呼び名がいろいろあって決まっていないと言えばそうなる、おそらく「八足台」が一番耳にする機会が多いかもしれないな。
っで、国璽を台の上に乗せていた行為がテレビで流れていたね。
侍従の階段の昇り方なども特徴的だったけど、使っていた案は幅が狭いタイプが2台と一般的な幅のものが1台あったけな。
特に国璽を乗せた案などは幅は狭く高さは低くという珍しいサイズ、たぶん、階段を昇りきらない位置で国璽を乗せるから階段一段分の高さを低くした寸法で作ったんだろう。
脚も特徴的で八脚ではなくて板状だったけな、だから、単に案と言っていたわけだ。
幅が狭いもの、それからバランスとして高さ高めのもので作るときには、組立式で作ることを薦めています、というより家庭でも使うような場合には組立式が良いと思う。
強度の面、保管の面でも組立式八足台のほうが固定式八足台よりいいはず。
組立式だの固定式だのっていうのは商品ページで参考例を紹介しているので見てください。
家で使う人たちが増えてきたみたいで、おまかせ工房でもよく作らせてもらっています、注文方法も至って簡単ですよ、一枚板の天板で作るタイプのものだけです。
天板を繋いで作る、何枚か板を合わせて作るタイプのものは安く作れるけど、普通は一枚板のものを使うということは知っておいてください、ただ、予算のこともあるからその辺は個人差があります。
国産桧と北米産桧の2種類で作れます、家庭なら北米産桧(スプルース)で十分だと思う、最近では神社向けで作るときでも北米産を使うこともあるぐらい。
今回の画像は一段組立式の幅の狭い、高さの高い八脚案。
こういう高さの高いもので固定式八足台を作る場合には組立式しか作りません、高さ3尺(約90cm)を超えたら組立式ですね。
なかなか初めてのときには何をどうするのかわからないかもしれない、そんなときには店長に聞いてみてください。
どちらにしても注文内容を確認するために電話で確認をします。
そのときいろいろ聞いてみていいかもしれない。
「案」と呼ばれることもある八脚案、八足台 案というのは机のことです
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/shinto-hassoku-1-001.html
興味のある方は是非ご覧ください。