一枚物の底板で作る木曽桧の長三宝
三宝、遠山三宝、折敷、長三宝の世界はピンキリで素材もいろいろなもので作られるから、売り手の姿勢が出やすいと思う、ともかく数を売りたい店、過去のお客さんが再度求めるように品質を一定にしている店などかなり考え方が違う。
実際の店でも商品がどのように並べられているかを見てもわかるし、当然、管理体制も違っていて、白木の製品で日焼けしているものを並べている店も実際の所目立つけど、これは量販店だと致し方ない面もあって、多種多様の膨大な商品で従業員は専門店のような判断はできない商材のひとつだと思う。
桧は管理がやや難しい面があって、外に出せば蛍光灯の光でヤケます、箱に入れておけばヤニが出ます、だから、神棚にしても空気の流れを作って高温多湿にならない環境で暗室保管をする必要がでてきて、こういう管理は相当商品に愛着を持って売れる専門店以外は難しいわけだ。
大量販売の店の場合には三宝類は積み重ねておくことがあるから、長く動きがない商品を選ぶと上に置いてある三宝の影跡が下に置いてある三宝の天板に色分けされているようになってしまうことはよくあること、電気のあたる表側とあたらない裏側で色が違うこともある。
三宝、遠山三宝、折敷、長三宝などの場合には天板を繋ぎで作ることもあって、どうしても幅広の板になれば1寸単位で価格が違うせいか、一枚物はやや高いと思う。
特に三宝、遠山三宝、折敷は正方形になっているから2枚合わせで板にしている製品も目立つ、でも、、、ここはひとつせっかくなのでちゃんとした三宝類を選んでみてはどうでしょうか。
なかなか言われないと気づかない部分だと思う。
使い続ける期間や用途を考えると、それほど金額としては変わらないと思うからしっかりしたものを選んでみてはいかがでしょうか。
長三宝 木曽桧 良いものを使おうプロジェクト
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興味のある方は是非ご覧ください。