神具の中ではピンきりがある製品 それが三宝や折敷
使い方や使う場所で製品の品質を変えておくことがあるんだけど、使い捨てのときに良いものをつかうのは惜しいこともあるし、その逆もある。
だから、世の中には様々な似たようなものでも細かく違うものがあるわけだ。
三宝という神具・・・おそらくピンきりの幅としてはトップクラスの広がりがあるから、一度比べてみると面白いと思うよ。
同じ大きさなのに造り方が全く違う、素材の取り方も違う、厚みも違う、切断面の粗さ細かさも違う、素材が違う、色目が違う・・・全部違う・・・こういう場合には「別物」と言います。
三宝の世界においては良い物を見てしまうと量産品では満足しなくなる、もっとも使い方次第だとも思うけどさ。
例えば、この折敷の上に炊いたご飯を直接乗せてお供えをする地域があるんだけど、その場合には安いものを使う、しかもかなりの数を必要とする。
洗えるものは洗って使う、普通は洗わないのね、でももったいないからそうする。
一回、二回は使い回せるけど、表面は荒く、色目も代わり、水を含ませるから湾曲になってしまうこともある。
適材適所です。
小さな折敷は神具のお盆として使うこともあるよね、セトモノ類で水物の場合、水玉、榊立て、平子など水滴が棚板につかないように折敷を敷いておく。
三宝でもいいんだけど、神棚で三宝を使うと高さの関係でやや大きいことがある。
大きな棚板の場合には遠山三宝などを使うこも多々あります。
お供え物の場合には紙を一枚敷いてから使うことが目立つかな。
正方形の紙を置いてその上にみかんなどをおく、お餅でもいい。
お盆というより食器という感覚になるときには良い物を使ったほうがいいです、これは製品として明らかに違うからさ。
折敷 おしき 木曽檜
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