一社のスタイルと三社の要素を組み合わせた薄型三社の神棚
三社の神棚というのは大きさ的に高欄があって階段があってと神殿様式に近づくように作ることができるから見応えもあると思うけど、一社の神棚になるとかなり大きな一社神殿しかそのような仕様で作ることができませんね。
しかし、三社のような屋根を含ませつつ一社の三社版のようなスタイルを保つと薄型三社神殿が完成するんだ。
左右に破風があるから火の神様を入れることも多いんだよ、破風っていうのは左右にある板のこと、これ、風よけでもあるけど火災のとき役立つのね、現代住宅でも破風は何箇所もあるから調べてみると面白いよ。
屋根の下とかね、家の横、玄関前・・・この板は何よ?と気づいたとき知ってもいいかもしれないな。
薄いといろいろ置けないね、、、ってことはないから、神鏡や金幣芯などは境内の上に置ける、そして、お供えが多い人などは手前を空けていきたいから薄型を探していることもある、空間作りだね。
ときには裏側に吊り下げ金具を取り付けて、このまま掛けてしまう人もいたな。
ちょっと手を加えればいろいろな祭り方ができるはず。
もし棚板などがなく出神殿三社だけ置いてあり注連縄を付けたいっていう場合には、屋根の下に小さな注連縄をつけるといいんだけど、小さなクギを少しだけ出してそこへ注連縄を引っ掛けるようにする、注連縄の長さは屋根幅を超えないようにする。
箱宮神殿ではよくある形ね、箱宮の場合には内部の神殿に取り付けることが多いんだ。
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神棚の祭り例で使った国産神具はこちら
雲水彫神鏡1.5寸と神具一式極小セット
雲水彫神鏡1.5寸 高さ約9cm
真榊 丸台 小豆:木製木軸台仕様 高さ24cm
かがり火高さ約6cm
セトモノセット(豆)
豆八足台6寸
薄型の三社神殿 尾州桧 小型サイズ
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興味のある方は是非ご覧ください。