寒くなったら中吊りとして丸めてカギに引っ掛けておく
どうしても簾と聞くと夏を感じさせることがあって、初夏になると出して秋口にはしまうという使い方をしたくなるはず、しかし、座敷すだれは一年中掛けておけるからしまわずに使おう、しまいこんだらもったいない。
おまかせ工房では座敷すだれとは違う神前御簾・仏前御簾というものも作っているんだけど、これは夏のものと思っている人はいない、正に一年中、一度掛けたら掛けっぱなしの代物、夏に出して冬にしまったら・・・どうして?と思ってしまうはず。
お座敷すだれはどうか?
店舗で使われることも多くて和食の店ではよく使ってもらうんだけど、これも一度掛けたら出しっぱなし、というか店のインテリアの一部でもある。
店ではなく家ではどうか?
ここがそこの家の習慣と掛ける場所による部分でなんとも言えない。
もし、夏場に襖を外して、冬場には襖を入れる間仕切りのような場所であれば座敷すだれを外しておくかもしれない。
でもね、、、、中吊りという掛け方があるんだけど、丸めてカギに引っ掛けておく。
この中吊りの状態にしておけば襖を入れておけるから、せっかくの良い物をしまってしまうものよくないよね、というか保管の仕方が悪いとカビてしまうから、出しておくのさ。
案外気づかない中吊りという掛け方。
一体このカギはどういうときに使うんだ? と思う人もいるかもしれない。
人が往来するとき一回一回持ち上げるのも面倒で実生活では面倒すぎる、それは殿様ならやれるかもしれない、ならば普段は中吊りのままにしておくこともある。
というか通路に掛けると場所が悪いかもしれない、その通路の左右にかけておけるような場所が欲しいわけです。
半間の幅じゃなくて一間半~二間あるとそこへ座敷すだれを掛けておく、そして人の通る半間の場所だけ中吊りにしておくとかね、ときにはその通り道だけは使わないとか。
そろそろ気候も涼しくなってくるから、しまおうかな、、、という人もいるかもしれない、そんなとき使う方向、出す方向でちょっとモノを考えてみて。
おまかせ工房でも多くの座敷すだれを出荷しているけど、使うための簾だもの。
座敷すだれNo.4 サイズオーダーで作ることができます
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/zashiki004.html
興味のある方は是非ご覧ください。