神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

品質で選ぶか価格で選ぶか 思案のしどころ 上敷きござ

やはり国産い草は良いと思う 作るなら日本製 い草上敷き

上敷きを選ぶにあたり日本製と外国製を比べることはよくあるけど、そのい草の品質のことまでは比べることは少ないと思う、ここから先の話になると手で触れて匂いを嗅いでと業務の範疇になるからね、これで比較検討ができるようになるのに3年はかかる。

その国産い草であってもピンキリの世界、場合によってはこれは上敷きには向かないだろうと思われるランクのもので低価格で作ってしまうところもあるようだ。

まぁ、世の中、安く安くもっと安くという気持ちが強いから、どんな業界でも苦慮してしまう部分かな。

 

おまかせ工房ではランク6、ランク7、ランク8、ランク9の上敷き向けい草を使って作っています、双目織り向け、引目織り向けでもい草が違うし、江戸間向け、本間向けでもい草は違う。

とまぁ、こんなことは仕事に携わっていないとまず知らないことだと思う。

それに江戸間と本間では料金が違うんだけど、大きいさが違うから料金が違うと思っている人がほとんど、実際は使うい草の長さが違う、江戸間のい草、本間のい草は別物ね、天然素材の難しい部分かな。

本間向けのい草で江戸間を織ると左右のい草の太さの関係で上手に織れないわけです。

もう少し知ってみようかなというときには藺草大図鑑を見てください。

 

f:id:omakase_factory:20180628060546j:plain

今回は双目織りのランク8のご紹介。

上敷きには何種類かの織り方があって、引目織りと双目織りのどちらかにすることがほとんどで、一般的には双目織りという織り方で作る。

 

ランク9のものは引目織りだけで作っているんだけど、畳表の織り方で作るタイプのものなんだ、どうせなら一番良いので引目にしてしまえということでやってます。

同じ面積でも使うイグサの量が違っていて、引目のほうが多いんだけどそれだけ蜜が濃い反面硬い。

双目と引目は全然違うものです、使うイグサも別物になる。

そこをゴッチャにして同じイグサで作ってしまうとコストは下がるけど、本来のものではなくなる、、、が違いがわかるかどうかはまた別の話かな。

 

ランク8で作る上敷き 本間サイズ8畳 双目織り

https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/uwashiki-h-023.html

store.shopping.yahoo.co.jp

 

 

興味のある方は是非ご覧ください。