神棚の正面全部を隠ささないのが御簾の上手な取り付け方
御簾はサイズオーダーでも作ることができるから、神棚の正面全体を覆い隠すようにもできるけど、普通はそういうことはしないのでこのぐらいの下がり寸法がベストです。
それと神棚向けの御簾にはカギがないから巻き上げなどはできない。
要するにとても小さな御簾ということかな、棚板の幕板などになると大きめになるからカギ付きが良い場合には祖霊舎用の御簾を使うこともある、ただし、神棚用御簾と祖霊舎用御簾では造りも違うし、何から何まで違うので趣に合ったものを選ぶのがいいでしょう。
おまかせ工房の尾州桧で作る箱宮神殿シリーズには全て御簾を用意しています。
元々が良い素材で作ってあるということもあるんだけど、御簾を付けておきたい人が目立つので、事前にこのシリーズに合わせた御簾を作ってあります。
神社の拝殿のような雰囲気になるかな。
扉を閉めるとこんな感じです。
箱宮神殿は人によってはガラス部分を板に取り替えることもあって、ただ、こちらでは板を用意をしていないので各人で探してください。
探してね、、と簡単に言ってみてもなかなか難しい面もあって、サイズはガラスの大きさ厚さのものは簡単にあるはず、問題は素材だね。
同系色のものを探してみるとか、あえて濃いめ、薄めにしてみるとか、木目がガッツリあるものを探してみるとかいろいろだ。
木目についてはバラバラでは格好が悪いから、気に入った木目のものに出会えたらスライスしてもらって作った方がいいでしょう、木目の統一感があって高級感が大きく増します。
良い製品というか、神棚でもそうなんだけど木目が近いものを選ぶわけ。
扉部分だと目立つからすぐにわかると思う。
良い部材を使っていないと扉ごと木目がバラバラとか、東濃ひのきに多いんだけどさ。
安く作ろうとするとそういう部分でも違いが出てくるから、せっかく扉を自作するのだから良い部材を選んで4枚の木目が揃うような仕上がりでやってみるのも面白いのではないでしょうか。
箱宮16号三社用のすだれ
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尾州桧 箱宮16号三社
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興味のある方は是非ご覧ください。