目の前にあると引きたくなる それがおみくじ
人というのは不思議なもので目の前にあると手が伸びるものがいろいろある、食品スーパーであれば試食もそんなもののひとつなんだろう。
行楽地などの立ち寄った土産店でもタッパに入ってあれこれサンプルを置いていたりして、買う前にまずは味見ということなんでしょうけど、実際は試食で終始してしまう場合がほとんどね。
動機付けというべきか誘い込みとでもいうのか、ともかく取っ掛かりが欲しいわけです。
嗜好を凝らしている店が少なくなって右を見ても左を見ても似たり寄ったりのチェーン店でこれが全国規模で行われているもんだからどこへ行っても皆同じ。
そんな癖のない店作りをする一方で個人店だと個性的な部分があるからチェーン店には行かないで個人店ばかり行く人達もまだまだいっぱいだ。
面白い店も多いよね。
12月にはクリスマス、そして、あっという間にお正月ということで店としても模様替えが大変、自動車ディーラーなどはガラスに飾り付けをするところも多い。
日本では1月にクリスマスツリーを飾っているとおかなしな目で見られるけど、正月の方がビッグイベントなんだろう、全てをリセットしてしまう。
そんな店舗イベントでおみくじを取り入れている店がある。
引いてもらうだけなんだけどね、引きたくなる、どうしても引きたくなる。
喫茶店の店主に聞くと、こういう店は習慣性が強いからリズムみたいなもん、ということだったけど、来店して引く人は必ず引くそうだ、一度引くと二度、二度引くともうそれは習慣。
要するにお客さんの定着度が強まる。
実に面白い話を聞かせてもらったことがある。
集客力も必要だけど定着させる手段のひとつ、なかなか店舗企画が見つからない時代にまさかね、神社でやることを店内でやってしまうと面白かったとは。
文言はそれなりに練りに練って考えられたもので、神教みくじというのは人を嫌な気分にさせません。
自宅で毎朝引いている人もいたっけな、日課か。
おみくじの紙 神教みくじは嫌味なし
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興味のある方は是非ご覧ください。