房紐の結び方は難しい ほどかないでください
人間の性分かもしれないけど、押してはいけないと書かれていると押したくなる、開けてはいけないと言われると開けたくなる、そういうことって誰にでもあるんじゃないだろうか。
ダメだ、ヤルな、と言われることほど心のどこかでしたくなる。
子供がするなら許せても大人がやると腹が立つ、、、、まぁ、大人の悪ふざけも刺激があって頭の体操になるのかもしれないけどね。
以前、宴会芸ができる男はうらやましい、と言った人がいたんだけど、芸人でもなくド素人があからさまに自分をさらけ出すわけだ、その後の素面に戻った日常生活も当然ある。
一皮剥けた男はなんでもできるよね、度胸がある、魅力もある、それは子供じゃない。
ところが、自分で直すことができないことをやってしまうというのは、いかがなものか。
何をやってもいいんだろうが、越えてはいけない一線というものも見えてこれないといけないわけだ。
紐をほどいたんだけど直せない・・・・。
正直、店長もこの紐は縛れない。
いや、教えてもらってやったことがあるけど綺麗にまとまらないという方が正しい。
縛り直すには職人にやってもらう。
職人の作業場に預かったものを送らないといけないから少し運賃がかかる。
縛り直すだけでもタダじゃない。
往復運賃に友人宅まで運賃、縛り直すだけの話なに、、、、、。
自分で縛ってみたくなってほどいてみたとは言っていたが、そういうときには縛り方を知ってからやるべきだ。
やってみたくなる衝動にかられることもあるだろうけどね、越えてはいけない。
もっとも紐の縛り方というのは日本の伝統文化のひとつだよね。
いろいろな場面で縛り方が違う、もはや芸術的な紐の縛り方もある。
なにそれ?という場合には調べてみるといいでしょう。
ボーイスカウトのようなロープの縛り方ではなくて、伝統工芸に使う紐の縛り方のほうね。
こういう座敷すだれだけではなくて、重箱、刀、紙、布、樽、神輿・・・もういろいろばところで独自の結び方があって、どうしてこんなに複雑な縛り方ができるんだろうと思うはず。
しかも、見た目がとても美しいんだ。
自分でひとつでもできたら、、、と思う瞬間があるかもしれないね。
一回ほどいたら二回とできないようなものすごいのもあるからさ。
お座敷すだれの房と鈎 左右で一組
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興味のある方は是非ご覧ください。