自分でやればこれほど確実なことはない
言葉を知らない人たちも多いと思う、鎮物と書いて「しずめもの」と読みます。
これは世代や年齢など関係なく、機会があったかなかったかによってモノの見方が分かれる部分かな。
普段の会話の中で鎮物という言葉はまず出てくることはないでしょう。
信じる信じないの話でもないもんだから、要するに経験です、社会生活の中で知る機会があるか、全く無かったかで次の言葉が分かれますね。
っで、周囲も同じ見識認識だったとき会話の内容が展開されるんだろうな、進展するのか停滞するのか・・・。
いいね、わるいね、すきだね、きらいだね、の話ではないから落ち着いて考えてみてください。
初めて鎮物の存在を知った人はいろいろ調べていることだと思う。
鎮物にもいろいろあるし、簡単なものから本格的なものまでいろいろある、だから、自分に合ったものを選べばいいのさ。
1.住職や神職にやってもらう人たちもいます。
2.地鎮祭のときに同時に行う人たちもいます。
3.自分で行う人たちもいます。
1と2は相手に任せればいいことなのでそれは手間いらず。
だから3のときについてですね。
3の場合にはほぼすでにそこに住んでいる、家が建っているわけです。
細かい作法などを書いてあるものを読んでしまうとそうしないといけないんじゃないかと思うかもしれないけど、作法は作法であってそれはそれ。
自分で埋めるとき儀式めいた行為はいりません、気持ちの方が大事。
誰に対して行為を向けるのかと言えば、土地の神様。
そう、日本古来の土地信仰です。
これは宗教の歴史を超えているから、あんまり考え込む内容じゃないね。
古墳時代にはあったそうで出土品にもある、その後も脈々と受け継がれている伝統です、文化です、そう、もう伝統文化なんだよね。
自分が向けるべきものね、集合住宅に住んでいてもマンションが向けるものではなくて、自分が向けるもの。
部屋に置いておくものでもない、飾るものでもない、土の中に埋めてしまうもの。
となると、鎮物を埋める場所が必要になってくる、自分でするなら空いているところに埋めればいい。
数十センチ穴を掘って鎮めておく。
七種の中身である鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉は見ないでいい。
箱の裏側にでも日付と名前を書いておくといいでしょう。
さらに書いておきたい事があれば紙に書いて入れておく。
最後に大麻で縛ってそのまま埋める。
一度埋めればもう見ることはないでしょう。
次の世代も見ないかもしれない、時が過ぎれば箱は朽ちて紙も土に戻る。
最後の最後は七種だけが残る。
ということで土に戻らないものは七種以外入れないこと。
本格的鎮め物を埋納してみよう
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興味のある方は是非ご覧ください。