切るならばヘリテープが必要 規格寸法で作るい草カーペット
規格寸法で作るってことは部屋の大きさが日本家屋の寸法なんでしょうから、わざわざ切ったりはしないかな、切ることを前提ならばサイズオーダーで作った方が綺麗に仕上がる。
ただ、敷いてみないと寸法が測れない、という人もいると思う、メジャーがないとか長い物差しがないとかね。
短い定規のようなものを何回も測り合わせても正しい数字は出てこないと思う。
い草カーペットを注文してくれる人が一緒に補修用縁テープを選んでいくことがあるんだけど、きっとそんなことがあるのではないかなと思っています。
まぁ、その場に実際に敷いてみて、角から合わせて長ければその部分を切り落とす。
確実と言えば確実です、これなら採寸間違えが起こるわけがない。
採寸って長さを測るわけだけど、いざやってみると一抹の不安も残る。
本当にこれでいいのか?と考えだしてしまうと前に進めない。
でも、サイズオーダーの方を注文してくる人達は幅何センチx長さ何センチと連絡してくるから、採寸できる環境が整っているのでしょう。
あ、それと畳一枚の寸法を測って、それが何枚あるから何センチという計測は避けたほうがいいでしょう。
全ての畳が同じ寸法で作られているとも限らない、最後の微調整は畳職人の技の見せ所です。
おまかせ工房では新しく上敷きを作っているから、縁の種類などを選んでもらっている。
すでに作ってある上敷きの縁を交換したりはしないし、むしろ、そんな事をしている方が恐ろしく手間が掛かってしまう、ほぼこんな芸当は不可能です。
「縁を選べる」って聞くと、「交換している」と発想する人がいたもんで、そうじゃないんだよってことです。
一週間ぐらいかな、出来上がりまで。
一枚作るのに一週間はかからない、そんな時間が一枚ごとかかっていたら商売になりません。
順番に作っているから待ってもらうしかないってことです。
工事現場の仕事と似ているのかもしれない、現場を掛け持ちして今日はここの現場、明日はここの現場って感じに人員と重機などを上手に回していく。
一気に作業をしてしまうと早く仕上がるんだけど、次の作業も同じ数量とは限らないよね、合間ができると職人の手が休んでしまう。
まぁ、出来立てのい草カーペットの方がいいなぁ~という人向けだね、うちの上敷き。
日本家屋の寸法で作るい草カーペット 6畳サイズ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/uwashiki-018.html
興味のある方は是非ご覧ください。