御幣の魅力 御霊とするか依り代とするか
御幣の紙垂(しで)の作り方というものがあって、これは奥が深い。
こだわり満載になりがちで、どのような形で紙垂をたらすかを考えてしまうと眠れなくなる。
初めて紙垂を作るのであればネット検索をすればいくらでも作り方が紹介されているんだけど、知ってくれば知るほど、それじゃない、となる。
っで、どんどん複雑にしたくなる。
紙の素材にこだわりだす、形にこだわりだす、そうなってくると無限に近い組み合わせがでてくるんだよね。
でもどこかで「これだ!」というものを決めないといけない。
複雑怪奇に作ってしまう場合には、作図をしておかないとね。
二回目が作れなくなるよ。
注連縄に付ける紙垂であれば、まぁこれはほぼ画一化された形状だから各人で作くればいい。
御幣の場合も作ればいいんだ。
何度か試してみるといいでしょう。
御幣のプロなんて人はいないんだけど、手慣れた人が綺麗に作る紙垂は飾りたくなると思う。
小さな御幣、大きな御幣といろいろあって、そのバランスに合わせた紙垂を差した時、その純白さ、紙垂の太さ、絡め具合、紙垂の素材・・・こういうものが総合的に上手に作る人がいる。
教えてもらわないとなかなかできる話じゃないね。
世の中には様々な紙垂の形があるから、何気に気にしてみるとけっこう面白いと思う。
始めのうちは興味もあって作っては試し、作っては試しの連続になる。
次第に何かに近づいていく、作りながら微調整をしてくるからさ。
だいたい二時間ぐらい試行錯誤をしてくると面倒になって飽きてくるかもしれないけど、その飽きの壁を突き破ったその先にはテキパキすぐに作ってしまう得意げな顔になるんだよね。
大きな御幣は玄関においてあるご家庭があるよね。
小さな御幣は神棚で使う。
そして御霊でもあるから祖霊舎や御霊舎の中にも入れる。
紙垂は汚れてくるから常に綺麗なものを使う必要があって、だから、紙垂を自作できるようになっていないとちょっと困るわけだ。
紙垂の製作は練習をすればすぐに慣れます。
自分に良い形を見つけられたら大成功ね。
御幣の魅力 御霊とするか依り代とするか
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興味のある方は是非ご覧ください。