祭壇向けの御簾 神前御簾の小型版 サイズいろいろ
おまかせ工房は簾屋でもあるから何種類かのスダレを作っていて、座敷すだれでもなく神棚用すだれでもない、そして神前御簾としては小さいかもしれない。
実にニーズの狭い「祭壇用のすだれ」を紹介してみたい。
何度かブログでも紹介をしているから、こういうものがあることを知って取り付けてくれた人もいると思う。
こういう御簾も外国製があってちょっと安いね、プロが見ればわかるけど外国製も悪いもんじゃないから、その辺は利用する人次第ってところかな。
だいたい、経験的に神棚の総予算として費用配分を考えると、神棚本体と棚板が拮抗している場合もあるけど、やや神棚本体に重点が置かれて、この御簾は神棚の棚板に付けるとしたら、きっと神棚も相当立派なものだと思う。
棚板もあれこれ知ってくると良い物を使いたくなる、え~随分と予算オーバーだ、と思い自作する人が失敗しやすいのは、すぐに無垢板を選んでしばらくして反り返るという現象ね。
これは八足台(八脚案)の自作でも見受けられて、板ならなんでも同じだろうということで自作に勤しむんだけど、数年後には使いもんにならないわけだ。
まぁ、今回の店長ブログは板の見極め方でもないので、このぐらいにして祖霊舎用のすだれのお話。
後付用の御簾です。
下がり寸法が短いのでカギは飾りね、これが神前御簾・仏前御簾になるとカギはすだれを巻き上げて引っ掛けるようにできる。
床の間、天袋、大きな棚板など大型のものの場合には、神前御簾・仏前御簾で作りますので、今回紹介している祭壇御簾だと下がり寸法が短すぎることがある。
下がりだけではなくて縁の太さなども違ってくるから、やはり祭壇用は祭壇で使うほうがいいと思うけど、幅が2尺5寸(約75cm)ぐらいまでの大きさの神棚用棚板で幕板があれば、祭壇用御簾でいいと思う。
ちょっと使い分けがある。
3尺を超える神棚棚板は大きな部類に入ると思うから、その時には神前御簾の方で作ると見栄えは最高潮でしょう。
この祖霊舎用御簾は、おまかせ工房の祖霊舎に合わせて作っていますが、他の祭壇でもサイズがあえば極々普通に取り付けられると思う。
付ける場所なんだけど、外側には付けません、これ間違えないでください。
内側に付ける、祭壇内部の裏側ってことね。
神前御簾であれば、ユキワやウラザなどを付けるけど、こちらの御簾には無いからさ。
祭壇向けの御簾 神前御簾の小型版 サイズいろいろ
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興味のある方は是非ご覧ください。