遠山三宝 高さの低い三宝 折敷に台座を付けた三宝
三宝(さんぽう)、折敷(おしき)というものは目にしていると思うけど、神具としてはお馴染みかもしれない、ところがもう一つ遠山三宝というものがあるから、今回の店長ブログはそれを紹介してみたい。
こういう木製品も日本製のみならず外国製もあるらしい、日本製の方が良いと思うよ。
まず、折敷っていうのは簡単に言うとお盆。
そのお盆に正面からみて正方形に近い形になるように台座を付けたものが三宝ね。
三宝とも三方とも書くことがあるけど、同じこと。
っで、遠山三宝というのは三宝より台座が低い、半分ぐらいになる感じ。
だから、三宝と折敷の中間点みたいな位置づけ。
これ・・・・何に使うのか?
三宝でもあり折敷でもあるわけだから両方の目的で使うんだけど、三宝と遠山三宝を組み合わせて使うことがしばしばある。
これと言って深い意味合いはないんだ、なんというかバランス。
このバランスを醸し出すために使う。
山のように中央には三宝、左右には遠山三宝を使ったりするけど、好みです、貴殿の好みでしてください。
ただ、八足台などで使うことは多いんだけど、神棚では場所の関係もあってか余り見けない。
むしろ、神棚では長三宝・豆八足台のような横長のものを使う。
三宝類の置き方や向きはどれも同じ。
画像のように向けるんだけど、留めてある方が手前。
なんとなく反対に向けたい気もしてくるんけど、この向きについてはほぼ全国統一。
こういう神事のことって習慣や風習がかなり影響しているから、地域差がものすごいんだけどね、この三宝の向きについてはどこへ行ってもこの向きです。
三宝なども古くなったら取り替えてください。
黒ずんで黄ばんできてしまうものをいつまでも使っているなら、綺麗な方がいいですよ。
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興味のある方は是非ご覧ください。