幅90cmで作る八脚案 神棚設置台
8月の下旬あたりから何件か八足台・八脚案の依頼が続いているから、今回の店長ブログは神棚の設置台として利用するという内容で書いてみたいと思います。
八足台・八脚案、それから「案」というのは同じこと、呼び名がいくつかあるから書いているだけね、机のことを「案」という。
神棚の設置を念頭にして使う場合には、従来であれば天井付近に祭るわけなんだけど、神棚に手が届かないということを実感した人には実に好都合なわけね。
情けない話になってしまうと悲観することもなくて、年齢には負ける。
若い頃のシャキシャキ、ビンビンしたような動きができなくなるから、頭上のものを触るような機会が増えると、腕は上がらないわ、伸ばした手先が震えるわで嫌になっちゃう。
そこで目線ぐらいの位置に神棚があれば、参拝もしやすいし、お供えの取り替えも楽だし、ということですよ。
そこで、だったら何でもいいのか?という話になって、なんでもいいってこともないわな、、、となる。
神道には実に便利な机があって、玉串を置いたり、三宝を置いたり、時には神棚や神籬を置いたりという八足台が登場する。
組立式の方が横からの圧にはるかに強いから、自宅で使う場合には組立式八足台の方が何かといいです。
幅は75cm(2尺5寸)、90cm(2尺)ぐらいが多いかな。
奥行きについては普通、八足台は24cm(8寸)で作るんだけど、30cm(1尺)で作ることもある、これは目的次第だね。
神棚の大きさ次第ということかな。
過去に八足台については何でも書いているんだけど、「八足台には決まった高さ」というものはない。
使う人の目的に応じて作るもんだから、低くしたい人、高くしたい人など一様ではないんだ。
神棚の設置台として使うのであれば、高さ150cmぐらいで作ることが多くて、150cmの台の上に神棚を置くと、ちょうど目線あたりにくるし、手を前に伸ばせばお供え交換もできる、そして立って参拝ができるというベストサイズで、この高さでは頻繁に作ります。
二段式にすればそれだけ多くのことができるんだけど、奥行きとして一段式の二倍になるから、床の間であれば二段式でもいいのかもしれない。
高さ100cmを超える八足台というのは、背丈が高い部類になって、もう組立式の方が安定感があるから、そっちの方がいいと思う。
作るのに最低二週間はかかります。
幅90cmで作る八脚案 神棚設置台
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興味のある方は是非ご覧ください。