神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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榊 シバ 香花・・・一体どれよ?

神饌:せとものセット 水・酒・米・塩・榊

人と話をするといろいろな疑問やら質問やらが聞けて勉強になるんだけど、珍話で終始して実に面白い。

そんな珍話のなかに「榊」があるんだけど、「サカキ」「シバ」「コウバナ」という言葉が出てくるとこんがらがるわけだ。

さて、、、この三種類をきちんと説明できるお方がどの程度いるのかわからないけど、どうもこんがらがっているようで、さらに花屋でもいまひとつ使い道についての説明までは至らないこともあって、聞いても違うものを薦められて手にしてきたという話は絶えない。

 

似ている・・・実に似ている三種類。

初めて見たら違いなんかわからないんじゃないかと思うぐらい。

というのも、知り合いが手にしていた花が「シバ」だったから、今回の店長ブログは珍話です。

 

一発目って大事で、その一発目が継続されていくことがある、花屋でシバを買ってきてそれを神棚に祭ったら、たぶんその人はその後もシバを祭ることになる。

そもそもサカキを置いていない花屋も多いんだけど、サカキと言ってもいろいろあるようで、ホンサカキを意味しているものを一般にサカキと略して言うはず。

 

ざっくりと使い道を分けるなら、ホンサカキ=神、シバ・コウバナ=仏だと思うんだけど、さらにややこしいのは、これらの呼び方が地域で違う。

でもって、宗教法人によっては指定の花もあったりして、もう何がなんだかわからない。

 

ただ、ひとつ言えることは、神棚ではホンサカキを使うってこと。

 

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国産もあり外国産もあるよね、サカキ。

まぁ、どれを使うかは使う人の判断なんだけど、近所で売られていない場合には入手困難ってこともあって、造花で済ませる人も多いのが実情。

さらに、榊は立てないという人もいる。

 

実際、榊の交換など始めのうちだけやっていたという話もよく聞く。

この部分は継続性があるから、費用も手間も掛かるもんで、まぁいいか、となるんだよ。

面倒になったら、まぁいいか、でもいいんじゃないかなと思うこともしばしば。

 

「サカキ」「シバ」「コウバナ」まだまだ似たような花が他にもあるよね。

呼び名に至ってはもっとあるわけで、こんなことは誰かに言われないと気づかないことも多いんじゃないだろうか。

 

 

神饌:せとものセット

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興味のある方は是非ご覧ください。