神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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幣帛で一番目にする口にする耳にする神具かもしれない 御幣

幣帛で一番目にする口にする耳にする神具かもしれない 御幣

御幣(ごへい)というんだけど、こんな世界に足を踏み入れてしまうとやたらと耳にする機会が多くて、使う場面も多いもんだから決まりきった使い方という感じではないね。

使う人それぞれの意味を込めるんだけど、時には縁起担ぎ、時にはご先祖、時には厄祓い・・・時それぞれでちょっと違ってくる。

 

おまかせ工房では御幣を何台かまとめて買っていく人が多いもんだから、出来る限り木目を揃えるように作ります。

数台の場合には横並べにすることが多いもんで、木目が揃っている方が見た目がいいわけです、でもその部分を余り気にかけない人もいるみたいだけどさ。

 

っで、御幣っていうのは画像のものなんだけど、上に紙垂を掛ける。

まぁ、そこも含めて御幣というのが正しい。

ただし、紙の部分は各人が作るんです、これは半紙でもいいし、和紙でもいいし、五色でもいいし、金箔和紙でもいいし、銀箔和紙でもいい。

って書くと、、、じゃどすりゃいいんだ、、、と言われそうなんだけど、「白色の紙」が最も多い。

 

五色の紙というのがあって、五色絹の配色の和紙なんだけど、文房具店ではまず売られていないと思うので、五色にしたい人は和紙専門店で探してもらうか、専用の紙というものも見かけないから、これも各人で五色の紙を貼りあわせて作る。

 

銀箔和紙などは金幣芯に通じるものがあって、金属ではなくて和紙で金幣を作りたい場合には御幣を使って作る、これも各人で行こなう。

 

さらにさらに銀箔っていうのは、これは特殊で、おまかせ工房でも過去に銀弊芯として金幣芯の銀箔版を作ったことあるんだけど、銀弊芯とまではいかなくても、御幣に銀箔和紙の組み合わせでもOK。

 

自分で作るんだなんてことを書いているけど・・・・弊の形もいろいろなんだよね。

え?同じに見えるが、、、、という場合には、まだまだ目が肥えていない。

 

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初めて御幣の弊を作るときには図面のようなものを見てから、その通りにやってみるといいよ。

これは注連縄の紙垂にも相通じるもんだし、至って簡単。

そこまでは簡単なんだよね、カンニングしているようなもんだからさ。

その先の話をすると、一番気に入った角度というか垂れ下がりの感じがあるんだけど、ここの部分にこだわり出すと何回も試作をすることになる。

そして自分の一番気に入った大きさに仕上げていく。

 

御幣も大きくなればなるほど、そうだな~高さ50cmぐらいのもので弊を作る時なんかは、紙の重さも考慮するだろうから、曲線の作り方で気に入る気に入らないが出てくるし、部位の大きさも変えると見た目も変わるし、和紙など紙素材でも変わってくる。

 

自分が妥協するまで、自分が気に入るまで、自分が納得いくまでやるしかない。

だから、お!これ良いね!出来上がった!という作品が出来た時には、それを図面に落として次の時でも使えるようにしておこう。

 

 

御幣いろいろ

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興味のある方は是非ご覧ください。