神棚の設置台について考えてみる
こういう仕事をしていると、どうしても神棚の祭り方ということに興味がわいてくるんだけど、一体どういう祭り方が多いんだろうと思うわけ。
まぁ、こういうことは個々の販売量からも推測できることなんだけど、棚板を使った祭り方が一番多いことは確か。
その棚板にもいろいろあって、場所次第で一工夫していることもある。
既成品の棚板をそのまま利用する、板一枚に針金で斜めに留めている、下から直角の金具で留めている、自分で作った自作の棚板を使っている・・・もう数を挙げればきりがないぐらい見てきた。
この場合、共通している点は頭上に祭るという仕方ね。
棚板は自作してもいいと思う、器用な人は神棚まで自作してしまうこともあるしね。
まぁ、これには話の続きがあって、注連縄の位置だとか、注連縄を掛けるところが無かったとか、神前幕を掛けられないとか、いろいろ不都合なことも起こるわけなんだけど、それはいずれ書いてみたい。
頭上とは別に、目線ぐらいという祭り方も多い。
掛けられない場合、つまり、穴をあけられない時だね。
台の上に置いておくというスタイルなんだけど、埃がたかって汚したくないなってときにはケースに丸ごと入れてしまうという方法もある。
最初から箱型にしてみるとかね、手段はいろいろなんだ。
ただ、置いておくスタイルで神棚を祭っていて汚れるのが嫌だから後から屋根をだけをさらに付けたっていうのは見かけたことがないな。
これをするなら最初から別の方法で対応するほうが見栄えとしてもいいかもしれない。
っで、神棚の設置台としては、八足台というものもあるんだけど、これは本格的すぎて、というか安いものではないので数としては少ない。
しかし、あーやっぱりこういう祭り方がいいなぁ~と思っている人は多数いて、おまかせ工房でもよく問い合わせがくる。
素人も玄人もない世界なんだけど、八脚を使って神棚を祭る人は意識が違う。
それと年齢的なこともあるかな、手が届かないとか、もっと手軽に参拝したとか、というより、一番多いのは・・・これで祀ってみたかった・・・ということなんだけどね。
欲する気持ちかな、理屈じゃないんだよね、だから苦痛じゃないんだ、思うがまま行動するだけだからさ。
インターネットで神棚の祭り方などの情報を調べて読んでみると、定型文というか決まりきったことばかり書いてあることが多い。
ちょっと違うことを事を書くと、叩かれたり突っつかれたりするかもしれないけど、世の中、教科書通りにはいかないもんで、聞き広めたことばかりでは自分に合うか合わないかなんてわからないよね。
そういう問い合わせがどういうわけだかうちにくる。
自由奔放なブログを書いているからか?と思ってしまうんだけど、神棚の祭り方は自分がしたいようにすればいいのさ。
後は、立場だね、その立場でモノを言うならこうなるとか、なんでも例外があるから最終的に決めるのはご自身です。
そもそも住宅ばかりじゃなくて、船舶の中、漁船の中に神棚を置きたい要望もあるし、洞窟の中に祭っておきたいという話がきた時には、店長もあーなるほどって思うぐらいだったけど、湿気とかの話がでてきてね、まぁこのような稀例な事例もいずれ書いてみたいかな。
普段は意識してない話だと思う。
神棚を丸ごと納められる神殿入れ 神棚ケース
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興味のある方は是非ご覧ください。