強いござもあります い草上敷き
仕事というものは、それを通じていろいろな事を教えてくれる。
い草を扱う仕事をしていると、黄ばんだ畳の部屋を見るたびに、取り替えたほうが快適なんだけどな~と思ってしまう。
でも、交換するだの、取り替えるだのと思うのは簡単、口でいうのも簡単、問題は予算。
今、畳屋が減少してしまって、どこへ依頼をしていいのかわからないという人達も多いようなんだけど、近所に畳店があれば相談してみるもいいと思う。
来客もこない、自分だけで住んでいるという場合であれば、気にする人も少ないと思うけど、やはり、い草は青々している方がいいと思うんだよね。
ただし、青々と言っても、着色していることもあるから、人工的な青々の場合には避けるべきで、なんとなくわかると思う。
ホームセンターには黄ばんだい草も着色して青っぽくしてしまう顔料があるそうだけど、個人的にはそういうものは使わないで新しく新調するべきだと考えている。
たぶん、い草を手で扱っている業者は、この考え方に同調してくれるはず。
ところで、なんやかんや言っても、そんな取り替えなんかできねぇ~ということもあることだと思う。
だったら、上敷きをその黄色くなっている畳の上に敷いてしまう、これで完成だ。
一度、部屋の大きさを測ってみよう。
これをしておくと、自分の部屋の間取りがわかる。
6畳間といっても、いろいろな6畳があるからさ、江戸間、五八間、本間・・・・と。
い草は折らないで敷くべき。
間取りが合えばそれを選び、長かったり短かったりするのであればサイズオーダー・オーダーメイドで作る。
量販店で買ってきたござ上敷きの寸法が合わなかったとき、それも大きかった場合だね、このときには切る。
ハサミでザクザク切って、補修縁を使ってその場で寸法を直して綺麗にしてしまう。
敷物って一度敷いてしまうと、頻繁には取り替えないと思うから、どうせ敷くならしっかり敷いておいたほうがいいでしょう。
あ、それと上敷きを折り曲げて敷いておくと、い草や糸が切れるんだよ。
これ、補修ヘリがないときにバラバラになると、収拾がつかなくなるから折らない方がいいよ。
強いござもあります い草上敷き
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興味のある方は是非ご覧ください。