真榊の魅力を思う存分語る
とかくニュースになる「真榊」なんだけど、一体なんですか?という声も多いはず。
「まさかき」という言葉もいまひとつ馴染みがないと思うんだ。
太古天の石窟での「五百津真賢木」の故事に淵源し、後ち景行紀・伸哀紀に記載する神夏磯媛や五十迹の史実に基づく。
近く明治天皇の即位礼に則り明治八年神社祭式に社頭の装飾として創定されたもの。
即ち殿舎の左右又は祭場に樹てる。
向って右榊に玉、鏡、五色絹を取りつけ、向って左榊に剣と五色絹を取りつける。
※天の石窟・・・あめのいはや
※五百津真賢木・・・いほつまさかき
※神夏磯媛・・・かむかしひめ
※五十迹・・・いとて
榊葉・栄える木の意で生絹を使っています。
三種神器・神宝を象り浄明・平和・智徳・勇気をお祈りします。
五色絹・物事の根元・森羅万象の、み恵を寿ぎます。
五百津真賢木(いほつまさかき)・・・これがキーワードね。
それと真榊料っていうものもあるんだけど、初穂料・玉串料っていうものもある。
真榊料っていうのは金銭で渡して対価として榊を植える。
初穂料・玉串料っていうのは金銭で渡たして対価としてお祓いを受ける。
さらに初穂料っていうのは物を受け取る、御守とか御札とか。
玉串料は役務の提供ってところかな、特に受け取るものはない。
細かく理解するより、まぁこんな感じだ!程度でいいと思う。
それとは別に、神葬祭のときに書く表書きに「御榊料」っていうのもあるんだけどね。
神棚に置く時には丸台でも三本台でもどちらでもいい。
ただ、この真榊は背丈があるもんだから、神棚の場合には丸台、八足台・八脚案の場合には三本台、神道祭壇の場合でも三本台になるでしょう。
大きいのが好きだからって天井付近まで来るようであれば、それは大きすぎると思う。
屋根の付近までかな、適度な大きさって。
置くだけのものだから、小さくでもOKです。
おまかせ工房の真榊は全て木製軸、木製台。
何気ない神具だけど奥が深い 真榊
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