神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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神前御簾を掛ける場所の参考例

神前御簾を掛ける場所の参考例

今回は神前御簾の使用場所として参考例を書いてみたいと思うんだけど、一体、神前御簾ってどこで使うのか?ということね。

まずその前に言葉の説明をしておいた方がいいと思うから、簡単に部位の説明。

 

画像の左側にある柱のことを「床柱」。

小さな押入れみたいな部分を「天袋」。

画像の上に見える木の部分を「鴨居」。

その下にガラスケースがあるけどそのガラスケースの上の板を「天袋板」。

大黒様が置いてある部分を「地袋板」。

まぁこのぐらいでいいでしょう、これがわからないと何のことだがさっぱりわからないと思う。

 

このような場所の場合には、地袋板の上を神棚と見立てて祭るケースが多いよね。

幅もあり奥行きもある。

もう何でもできる状態なんだけど、神具の置き場所が広すぎるとまとまりが難しいこともある。

もっとも広いときには広い場所なりの大きな神棚、大きな神具を使うでしょうから、気にすることでもないと思うけど、予算を多めに取っておかないといけないかも、そこが泣き所かも。

 

ガラスケースは取っ払います、神棚のときには不要かと思う。

天袋はそのままでいいと思う。

そのかわり天袋の襖紙はチェンジしておくとしっくりきますよ。

柄が入ってもいいと思うし、畝り雲とかね、絵巻物も合うし、こう言っちゃなんだけど龍の絵巻ものの紙なんて雰囲気むんむん出てくるんじゃないかな。

 

天袋には普段使わない三宝とか長膳とかをしまっておく。

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鴨居の下から地袋板までの大きさの神前御簾を一枚物で作る。

この場合には左右に二枚に分けるより、一枚物の方が見栄え良し。

普段は中吊り寸法まで巻き上げているから30センチぐらいの下がりだろうね。

 

人が集まったときなどは、神棚など見られたくないこともあるようならば、全部下げていられるようにするために、地袋板までの下がり寸法で作る。

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縁の色は「赤色」か「緑色」。

竹は神棚の時には黄色く染める方が多いんだけど、これは好みでいいと思う。

サイズいかんで中央に縁を加えていくけど、そういうことは店長と直接話をするときに決める。

縁本数は幅と下がりに関係してきて、さらにその場所の見栄えも考えるから、多ければいいってもんじゃない、だからって全く必要のないものということでもない。

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家庭で使うのであればテトロン生地の縁でいいと思う。

いやいや、俺は本格的な方がいい、、、、というのであれば正絹縁。

でも、正絹はちょいっと高いぞ。

 

ということで、こういう場所を神棚の置き場所として考えている人には、神前御簾は実に都合がいいんだけどね。

何か一枚掛けておきたくなる。

 

っで、ここを座敷すだれにはしない。

あくまでも神前御簾と座敷すだれは別物だから、見た感じの印象が違う。

使う竹も違う。

 

作るのに時間がかかります。

最低2週間はかかる。

だから3週間ぐらいみておいてもらえるととても助かります。

 

 

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