サイズオーダーで作る上敷ござ(江戸間・五八間編)
日本間には間取りっていうものがあるんだけど、聞いたことがある程度の人もいるかな。
江戸間、五八間、本間、関西間、京間、三六間、中京間など読み名があって、わけわかんという人もいるし、そもそもそんな間取り測ったこと無いということもある。
ここで一つ問題があって、売られている敷物をみると頻繁にこの「間取り名称」が出てくる。
江戸間って聞けば・・・東京だな。
京間って聞けば・・・京都だな。
関西間って聞けば・・・関西だな。
と、イメージがわくけど、実は違う。
もうわけわかんない。
情報伝達の悪い時代だったら、地域ごとにおおまか決まっていたんだろうけど、今では東京なのに関西間とかあるんだよね。
い草上敷のオーダーメイドをすると、稀に「え?東京なのに?とか大阪なのに?」という間取りの注文がある。
とりわけ、団地、マンションは間取りがめちゃくちゃで、おおむね小さくなっている。
図面で買う人が多いからなのか、買う側が知らないのか売る側が伝えないのか、そこんところはわからないんだけど、狭い。
団地などは公団住宅というひとくくりでは語れなくて、都営住宅、県営住宅、市営住宅などでもバラバラ間取り、さらには棟ごと違っていることもしばしば。
何かの事情があるんだろうけど、畳が6枚あるから6帖ということで敷物カーペットを買ってくると「短い長い」が生じてくる。
部屋の大きさは測ってから買わないとだめみたい。
そこで、ちょうどいいサイズがないときには、サイズオーダーで作ることが容易なござの紹介ね。
以前はサイズオーダーの方が多かった、というかそれが当たり前だったんだけど、いつしか間取りにこだわる人が減ってきて、規格寸法のまま買っていく人が増えだした。
そうなると困るっことがあって、「長すぎた、短すぎた」という話がちらほら出始めてくるんだ。
これが日本間の間取り通りに作っている部屋なら無問題なんだけど、建売住宅が増えて出した頃から、敷物の大きさが合わないという話がでてきた。
御座であれば丸めたりして長さ調節をしているようだけど、実はこれをやるとい草が切れやすくなる、そして格好が悪い。
四方縁っていうんだけど、囲うように縁が四方にくるから格好が良いんであって、しっかり敷けばいい部屋に見えるのにと思うことが、こういう仕事をしているとたびたびあるんだよね。
一応、そういう方のために「い草上敷のござ補修テープ」というものも用意はしているけど、特注寸法で製作もできるからそれでもいいのではないかな?とも思うわけです。
特注なんか高いんだろう?と思われがちなんだけど、まぁそれほど高くはない。
ただ、特注サイズで作るってことはサイズを教えてもらわないと作れないわけで、そこのところがちょうど良いサイズが欲しいけどためらってしまう部分かもしれない。
つまり、測るのが面倒、測れないということかな。
ん~こればかりは測って下さいとしか言えない。
近所に御座屋があれば家まで測りに来てもらって作ってください。
ホームセンターなどでもサイズオーダーを受け付けて窓口しているところもあるから、そこのスタッフを呼んで測ってもらうとか。
サイズオーダーって規格寸法のござを切って作ることじゃないのね。
一から作るからサイズオーダー。
既成品の6帖の片一方を切って作るのは、サイズオーダーでもなんでもない。
それは単に寸法を合わせたってことだけの話で、等分割均等割もされていないもんでしかない。
おまかせ工房では注文画面の最後に「幅と長さ」を記載してもらって作ります。
品質も選べるし、縁も選べる。
ただ、寸法を間違えないようにお願いしますよ、、、こことても大事な部分ね。
い草の香りって人を落ち着かせると思う。
サイズオーダーで作る上敷ござ
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ござ上敷き6畳 江戸間・58間サイズ相当 幅264cm以下かつ長さ352c:goza-order-006:おまかせ工房 - Yahoo!ショッピング - ネットで通販、オンラインショッピング
興味のある方は是非ご覧ください。