真榊(まさかき)
神具の意味っていうのは奥が深くて、初めては何のために祭っているのかわからないもんだよね。
仏具に比べて数が少ないし、わかりやすい形をしていたりして、単なる飾り物か?と思ってみたりもするわけだ。
その神具の中で何だかわからない物の中に「金幣芯」と「真榊」があると思う。
金幣芯については過去に何度か紹介しているので、今回は「真榊」を軽く解説してみたい。
これがややこしくて、特に陰陽説だとか五行説だとかが絡み合ってくるんだけど、そんなものはすっ飛ばして考えないと深みにハマる。
三種の神器、榊、五色・・・・これが基本。
そして神棚用真榊もあれば祭壇用真榊もあれば神社用真榊などがあって、少し形が違う。
もうここまでくれば一体何がどうなっているのかわからない。
そこで店長ブログはそれらを紐解いて、真榊置いてもいいんじゃないの?って思うぐらい簡単に説明してたいと思います。
五行説っていうのは五色旗などでお馴染みの色分け、これカラフルにしているわけじゃないのね。まるで曜日のような感覚に陥るだけど「木・火・土・金・水」に対応しているのが「青色・赤色・黄色・白色・黒色」ってわけだ。もうピンとこなくなったでしょう?
えええ?と思うかもしれないし、十中八九そう思うはず。
森羅万象って言葉があるんだけど、それね、これも何だかわかりずらい。頭に残らないよね、宇宙みたいなもんだよ。
なんというかファンタジーとでもいうのか、未だ誰も見たことがない宇宙全容。
そして三種の神器。
これは聞いたことがある人が多いと思うけど「鏡・刀・勾玉」ってことは中学生でも知っている。そんじゃこれは一体何なのさって話になると言葉が詰まってしまう。
これも言い伝えからきたもので、形になったものは皇室が持っている。
「鏡・刀・勾玉」は頭に残すための簡単な言葉で「八咫鏡」「草薙の剣」「八尺瓊勾玉」が正しい。
もう記憶の中の漢字で書けないかもしれないレベルの言葉かもしれない。
八咫鏡って書いてみたけど、八咫烏神社とかあったりして、カラスです。
でも存在しないカラスね、足が三本ある。
置物などで八咫鴉を置いてみるのもいいし、意味を知ってからじゃないと意味が無いかもしれない。
八稜鏡のことではないよ、八咫鏡。
明治時代になってから正式なものとなったんだけどさ。
難しい話はどうでもいいかもしれない。
まぁ、神棚の左右に置いておくだけのもの。
なんとなく空間作れたって実感できるんじゃないかな、その程度でいいんだよ。
深く深く考察するには学者や研究者にでもならないと無理だ。
変な意味のあるものではないってことは一言添えておこう。
真榊
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神具 真榊丸台 小豆 高さ約24cm これは組み(一対)です:kamidana3401:おまかせ工房 - Yahoo!ショッピング - ネットで通販、オンラインショッピング
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