圧倒的に多い 神饌に使う神具は取り替えるときには丸ごと交換する
神饌っていうのは、お供物のことです、野菜とか酒とか水、米、塩など総称して神饌というんだけど、ちょっと聞き慣れない言葉かもしれない。
祈祷のとき神職の言葉が聞き取れるようになると、単語として献饌(けんせん)、撤饌(てっせん)など言っていることがあるので、こういう言葉は興味が湧いて調べるようにならないと聞き流しになるのはしょうがない。
「饌」なんか漢字で書ける人のほうが少ないような、普段使わない漢字だよな。
なお、饌は食べ物のこと。
そんな饌というか、お供物だな、それを入れておくための器がセトモノセットになるわけなんだけど、普通は白色の器を使う。
こういうモノも変化が欲しくなるようなときなら、デザイン重視で作られているものを使ってもいいだろうし、神具として販売しているものではないようなものを使ってもいいだろう。
神前に何もないといまいち不足感が先にきて殺風景になるし、やはり、お供物はなんでもいいから置いておくぐらいの気持ちが必要かと思います。
なんでもいいんでよ。
スーパーマーケットで買ってきた食材からひとつだけでもいいから乗せておく。
油揚げでもいい、人参、玉ねぎ、、、一時的に置いて下げて食べれば無駄にならない。
それが神饌なんですから。
神棚に酒を上げてあることがよくあります。
平子を使う、「へいし」という蓋のついたものがある、瓶子とも書くので同じものを指しているだけです。
「ひらこ」っていう人はいるかな、でも、「びんこ」という人はいないから、そこを間違えると人に伝わりません。
この酒を下げて飲めば御神酒です。
飲まないときには、敷地に撒いてしまうこともあります、玄関とか空いている場所だね、撒いて処分をする人も以外と多いはずです。
流し台から流してしまうのあれば撒いておくということかな、お酒を土地に含ませるというのは大昔からの習わしとしてあります。
他の米、塩は捨てます。
塩は絶対に撒いてはいけません、土が死んでしまうぞ、それにあれこれやばいことだらけになるから、塩は絶対に撒いてはいけない。
稀に除草を理由に撒いてしまう人もいるようなんだけど、これは後々困ります。
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国産神具と外国産神具の比較 見比べ 違い セトモノセット
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