素材:桧製の軸と棒、和紙の紙垂(しで)、大麻(おおぬさ)、紐は正絹白糸
祓串は大小2サイズを作っているので組み合わせて配置できるように台座の面積は同じにしてあるから、整った並べ方ができると思う。
台座の底面は大小共に4cm角です。
大きなものは太く、小さなものは細くしないとバランスが悪いから大きな祓串、小さな祓串の軸の太さは違うからお互いの互換性はない。
となると、、、当然ながら軸を差す穴の口径も違ってくる。
一本でもいいだろうし、二本、三本でもいいだろう。
祓串の置き方は無数にある。
知らない人もいるかと思うけど、見たことがないって人は皆無に近い。
それぐらい意外と身近な神具なんだけど、主に神職が手にする神具かな。
手にして左右に振って・・・この光景はお馴染みかもしれない。
でね、その祓串は普段どこにあるのか?
ここからの話になると本殿内部をじっくり見渡したことがないと、記憶に残っていないかと思う。
その置き場所が実に面白い部分なんですね。
知れば知るほど面白くなってくる神具の置き方、並べ方の世界。
祓串の置き方はおそらく神具の中でもナンバーワンってぐらいに種類がある。
あちらこちらの本殿、拝殿の中を見て回ると、、、みんな違うぞ。
八足台の上もある、階段に置いてあることもある、神鏡と組み合わせたり、ど真ん中にドンと置いてある、扉の前に各1台、いやいや、3台横並べ、大小組み合わせ・・・どこに置いてもキマリます。
そんな祓串なんだけど、神棚に置きたくても手に持って振るサイズのものはデカすぎて置ききれないわけで、高さが45cmぐらいあるようなものは、神棚の棚板の上に置いたのでは大きすぎるわけですよ。
っで、この祓串のサイズは・・・高さ約18cmと13cm。
小さくなるとプラスティックで作ったりしたくなるのが世の常なんだけど、おまかせ工房では大きな祓串を作る素材で作ってしまう。
小さくなっても同じ素材で作ったほうが面白みがあるよな。
紙垂部分は湿気を吸いやすい部分だから、湿気の強い場所だと垂れてしまうこともあるでしょうけど、その時には手で揉んでクシャクシャに直してください。
ここがふさふさと盛ってあると良い感じだね。
祓串 素材:桧製の軸と棒、和紙の紙垂(しで)、大麻(おおぬさ)、紐は正絹白糸
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興味のある方は是非ご覧ください。