祭壇で使う場合には良いものを選ぶ 何台並べても統一性があります
氏子総代という役職に就いていることもあって、神社で行われる祭事に月一回ぐらい参加しているわけなんだけど、祭壇も年々古くなっていく姿がよくわかる。
どんどん黒ずんでいくというか、角が丸くなっていくというか、物も人もよく似ているのかもしれないが、大人になると腹が黒くなっていくということもあるので若い人たちは真似を、、、ってみんなそうなると思っているぐらいがちょうどいい。
良いものほど古くなる・・・こんな経験ないかな?
悪いものほど壊れないとかさ、安いものほど頑丈だとか、繊細なものほどもろいというか、美人薄命? 似たような言葉はいくらでもある。
神具の世界でも同じようなことがあって、常時置いてあるものだと黒くなってくるよね、ホコリとかも影響しているのだろうけど、電気の光でやけてくる。
神棚でも同じ、そのため神前幕を掛けておくだけで光焼けから避けられるということもあるので、奮発した神棚を持っている場合には神前幕をしておいてもいいかもしれないぞ。
箱宮の場合では外装はそんなに気にする話ではないし、お社本体は内部だしな。
しかし、三宝、遠山三宝、折敷などはすぐに焼けてしまうので、これは古くなったら取り替えてください。
だって、、、薄汚れた皿で食事を出されたら嫌でしょ?
祭壇で使うべきものと、神棚で使いべきものの差というものがあって、祭壇などはひとつひとつが高いものなので神具なども良い物を使います。
神棚で使っても全くかまわないことなんだけど、もっと安いものでもいいだろうという気がするので、そこら辺は予算次第かな。
三宝、遠山三宝、折敷の3種類はピンキリの神具になるので、安かろう悪かろうになりやすくて、数百円のものから数万円のものまで世の中に出回っている。
非常に低価格な三宝は目的があって、一回ぽっきりの使い捨てという使い方をするときに使うものなんだけど、知らないと形になっているものだからそれを長く使うこともあるだろう。
数台並べたときに安いものは木目がめちゃくちゃです、一台だけなら気づかない。
そのため祭壇向けの三宝類は複数台置くことがほとんどなので、並べたときに差が出てしまう関係上、素材が良くないといけないわけです。
祭壇向け三宝 木曽桧 6寸仕様
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興味のある方は是非ご覧ください。