濡らして木を膨らまして隙間を締める 乾燥していたら必ず濡らす
新型コロナの影響は神事にまで影響してきているけど、お祭り部分は中止をしても神事だけは少数なので執り行うところもある、夏祭り関連では全国的に中止の方向で動くけど、そういう祭りの前には関係者、実行委員会の人たちが地元の神社でお祓いを受けるというのが習わしになっているはず。
花火大会のような大きな予算を使うお祭りになると、市長、協賛組合の長、自治会の役員、実行委員会の役員、そしてそこの神社の氏子総代などが参列した安全祈願祭をすることがある、まぁ、こういうのは参列する人も限られているので、お祭りの前にはそのようなことがあるって知っておくだけでもいいかもしれない。
2020年、全国有数の夏祭りが中止、もしくは延期計画を発表しているので、おそらく今年の夏は自粛しかないだろうな、実施でもしたら袋叩きに合うこと間違いなし、まぁ、しょうがないけどそれが正しい判断ということだろう。
飲食店、デパート、観光業界に客足が遠のいたという話題が多いけど、こういう年に1回のために準備をしている花火業界だって中止なれば大変ということです。
警備関連だってオリンピック中止で全国の警備会社に手配をしていたけど中止、大きな祭りも中止となればね、警備も不要ということになるし、イベント中止と言ってもあちらこちら波及してしまうよな。
ところが祭事のひとつ、地鎮祭はやるね。
住宅だって建築しているところはコロナで建造中止ということになっていないように思うんだけど、戸建てにしてもマンションにしても作っている。
ここ二ヶ月間弱の間の話で聞いただけでは地鎮祭を中止にしたとことはないね、皆マスクをして参列しているようですけどね、少数だからかな。
ところで、木製手桶などの手水製品は「濡らしてから使う」のが大前提です。
これを知らない世代だらけで、そのため注意書き同封で送っている。
こんなことを書かないといけないのか? と思うぐらいの基本中の基本なこと。
素材に水を含ませて膨らませる、その膨らみで木と木を締めていく。
そのため膨らむ関係でタガと呼ばれる銅の鎖を施してある。
このタガも銅を使うからこそ微妙に伸びる。
応力、膨張力を絶妙な力加減で緩め締めをするわけですが、今、これを作れる職人が少なくなってしまった。
安いものは接着で終わり、タガも単なる飾り物のようなものだらけで、本物と言われるものはそりゃ長く使えるものとわかっていても安物に食指が動くのも仕方がない。
それでも神事のときには本物を用意しておくことを薦めます。
手水用具一式 Bセット
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手水用具一式 Aセット
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鎮物 しずめもの(ちんぶつ しずみぶつ とは読みません)
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興味のある方は是非ご覧ください。