お神輿 山車で使う場合には神前御簾を使い簡易御簾は使いません
神前御簾を見かけるところは神社とお寺でほぼ9割だと思う、ただ、神道の家庭の場合には一枚だけ祖霊舎の前にかけておくこともあるし、事あるごとに部屋に掛けることもあります。
ところで、今、全国各地で神輿をどうするか、山車をどうするかという話が自治会の会合などを行うと議題に上がるようでして、山車より神輿の話のほうが多いようなんだけど、要するに「処分する」「維持する」「その他」の話。
コレ、、、困っているようだね。
今では担ぎ手不足でイベントでやっても地域の祭りでやっても、自前の人員だけでは担ぎて不足で周辺から応援に来てもらったり、セミプロのような愛好家サークルに声を掛けたりしてなんとか実施できる状態らしい。
子供も多く、地域にも現役バリバリの人たちも多く、賑やかだった時代は昔話になってしまった地方都市でも、その頃には神輿などを買ってあるわけ。
町費が集まった時代だから高額なものでもポンポン買えた。
そのツケが今回ってきてしまっていて、維持、管理、保守ができない。
壊れたものでもそのままだったりして、でも直したところで使うのか? という不毛の議論の始まりで・・・きっとそんな話をしたことがある人たちも多いのではないでしょうか?
ところで、神輿や山車には扉がある、窓があるわけ。
そこに何もない、、、っていう状態が稀にある。
気づかないと思うし、おそらく誰もわからないのかもしれないけど、一応、神輿っていうのは神様が中に居ることになっている。
そのためスダレを掛けておくわけだ。
そのとき使うスダレ・・・御簾(みす)というんだけど、コレを使う。
っで、これはなにかというと「神前御簾」です。
神社やお寺で使うもの。
その小さな小さなものを作って掛けておく。
似たようなものに「簡易的なすだれ」というものがあって、それは使わない。
もし、予算がなくて簡易御簾でもいいかっていう人が現れたら、それは違うものだからつけないもんだとアドバイスをしてやってください。
後々、後悔します、結局、作り直すことになる。
山車や神輿のすだれ 神前御簾 縁:テトロン
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興味のある方は是非ご覧ください。