神棚の場合には八足台を使い、上部の目隠しに神前御簾を使います
おまかせ工房は神棚、御簾を扱っている関係で、ちょいちょい相談のようなものを受けますが、今、床の間を利用した神棚の祭り方に切り替える人たちがじわじわ増えてきて、そのとき何をどうしたらいいのかということですね。
個人個人違う話になるので、まずは何をしたいのか? というところから話を始めないといけない。
ただ、スタイルとしては八足台を使った神棚の祭り方はほぼ共通している感じがする。
そのためまずは八足台を手に入れないことには始まらないわけでなんだけど、この八足台というのはピンキリの世界なので、どのようなものを持っているのかによって、この先の予算がかなり違ってしてきまう。
まぁ、こういうことはどんな製品でも同じことが言えるわけでして、スポーツカーに乗っているのであればそれ相当のタイヤを履くのは致し方ない、良い家に住んでいればそれ相当の建材を使うのは致し方ない、など合わせたものを選ぶ必要が出てきます。
神前御簾だけ突出した予算も避けたいだろうし、だからって中途半端な粗悪品を選んでガッカリするのも癪に障るわけでして、まともなものを作っておく必要がありますよね。
神前御簾、仏前御簾というものは同じです、竹ひごの染めをしないものが仏前御簾、そして、染めをしてもしなくても神前御簾になる。
黄色く染めた竹ひごは仏前では使いません、それだけの話です。
っで、おまかせ工房ではスダレをいくつか作っていることもあって、座敷すだれ、神前御簾などの違いがよくわからない人もいる。
こういうモノは普段関わりがないと思うから、わからないときには聞いて下さい。
どの程度の大きさが適当なのか?
幅はなんとなくわかるけど、下がり寸法はどの程度がいいのか?
自宅なんだけど、、、和室ではないんだけど、、、などなどいろいろある。
一般的にザックリ言うなら、座敷すだれを神前では使いません。
それでも使いたい場合には使ってみてください、横幅が95cm超えになると座敷すだれは節模様が作れないことがあるので、一間幅などの場合には神前御簾になるかな。
アノ場合、コノ場合といろいろなパターンがあって、環境も様々なので一言ではなかなか言い表すことができないけど、床の間の有効利用を考えている場合には神前御簾、仏前御簾など本物を使うことを薦めます。
神前御簾 仏前御簾
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興味のある方は是非ご覧ください。