間取り、縁の種類、品質は一種類だけ 業務向けの上敷きござ
昨日、上敷きござの仕上がりがなんとかお盆前の出荷に全て間に合って全てを出荷して、一安心ということで職人たちもお盆休暇に入りましたけど、運送会社からの連絡でお盆前の貨物の量がドンと増えたのと、ドライバー不足が重なって流通がなかなか前に進まないという連絡を受けました。
確かに、ここ何日か到着荷物が2日伸びているものが目立っているので、待つしかないというわけです。
さて、民宿などの宿泊施設で予備としても注文が増えるものとして、この旅館民宿向けとして作っている上敷きシリーズがある。
そういう場所では間取りをしっかり決めて作ることがほとんどだから、「江戸間」「本間」だけで作ります、そして、い草の品質は一種類で十分、さらに、それに使う縁も一種類だけ。
言ってみれば、固定で作っている上敷きのラインの商品ということになる。
そういう場所は注文数も多いので織り機にはセットしっぱなしで、常時同じものを作っているわけなんだけど、手間がかからないということで、い草の品質をワンランク上げて、価格はワンランク下げてあります。
ただ、家庭の場合には縁の種類を選びたいとか、間取りが江戸間でも本間でもないとか、せっかくだから他の品質で作りたいなどの要望が重なることが多いから、このような固定パターンの製造ラインの上敷きがどこまで受け入れられるのか未知数なんだけど、好みが合えばお買い得という上敷きになります。
団地間と4畳は特殊なので間取りとしてはありません(参考程度です)。
地域によって各間取りの呼び名も違うことがあります。
本間を京都地方では京間と言ったり、36間を名古屋周辺では中京間と言ったり、58間を東海間と言ったり、他にもいろいろな言い方がありますが、寸法はこの通りです。
旅館や民宿向けの製造ラインで作る上敷き 本間サイズ6畳
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/uwashiki-sh-005a.html
興味のある方は是非ご覧ください。