神道祭壇では利用率がとても高い木製灯籠は必需品に近い神具
神棚で木製灯籠を使う場合には神棚や棚板などがそれ相当のモノであることがほとんどで、今は量産型の神棚も多いのでヘタをすると神棚本体より木製灯籠のほうが値段が上だったということになりかねない。
とは言うものの、プラスティック製の灯籠に飽きたら木製に取り替えてみるのもいいでしょうし、一層のことキッチリ仕上げるためにランクアップを図って神棚自体を尾州桧製にしてしまうのもいいかもしれない。
良い物を見てしまうとそちらのほうがどうしても良くなってしまうよね。
神道祭壇、祖霊舎などの場合には、木製灯籠を当たり前のように使います。
祭壇内部に配置しておくわけなんだけど、そのため祭壇の左右には配線用の小穴が開けられているわけだ。
それとは別に季節がくれば雪洞を出しておくというのが流儀みたいなもんかな。
さすがに祭壇で使う場合にはプラスティック製の灯籠は避けたほうがいいように感じていて、せっかくの雰囲気が崩れてしまう気がする。
神棚で使う場合には小型のものか吊り下げて使うものかになることが多くて、狭い場所だからしょうがない。
でもって、最大の難関が配線なんだけど、神棚だと天井に近いから近くにコンセントか延長コードがないといけないわけで、祭壇だと床に近いからさほど気にしない。
木製灯籠の本体だけ使いたい、点灯させることはないという場合には、コードを切って置いておくだけという使い方をすることもあります。
祭壇として八足台を使う家庭も増えてきて、そのため木製灯籠は置きたい神具のひとつになっていて、八足台のような高価な祭壇になってくるとプラスティック製を使うことはありません。
一段式、二段式、三段式などあるけど、一段式でも灯籠を置く場所ぐらいは余裕であると思うので、是非、置いてみて下さい、そのときの配線は上手に見えないように脚部の裏側にコードをはしらせてセッティングしておくと綺麗です。
神具というものは不思議なもので、今までは必要がないと思っていたものでも、神前に一度置いてみるとしっくりしてしまう。
置いたものを外してみるとポッカリ穴が空いたような気分になってしまう。
やっぱりあったほうがいいな、、、ということになる。
「祭る」というのはそういうことです。
気分が良い時に神具を増やしてみたり取り替えたりしてみてはいかがでしょうか。
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興味のある方は是非ご覧ください。