土地の神様 足元にいる神様への貢物
神だ仏だという話になるととかく毛嫌いをしてしまって、その先を一切受け付けない人もいることだろうと思う、これはしかたがないっちゃしかたがない。
ただ、一蹴する前にちょっと考えて、、、宗教宗教しているもんじゃない。
これは宗教というより伝統に近い風習なんだね、鎮物の埋納という行為です。
人の行為、気持ちの具現化、形にしておくということかな。
口だけ持ち合わせてペラペラ、ペラペラとどうとでも言えるようなことを喋るのではなくて、見えないんだけど土地には神様がいて、自分自身のいる場所で何か嫌なことが起きないように願うわけさ。
古墳から出土しているものだから歴史は半端なく古いです、いちいち考えていてもここまで古くから行われているなら、もはや宗教ではなくて伝統と言ってもいいよね?
土地信仰だね、日本だけかもしれないけど全国で行われているから、土着信仰とは違うのではないでしょうか。
東京丸の内のやたらカッコいいビルディングを建設する前でも地鎮祭を行うし、家を建てても行うし規模じゃないんだよね。
安全祈願の意味もあるんだけどさ。
というわけで、鎮物は土地に埋めておくんだけど、今はしっかりしたものが通販で手に入れられるから祭事で埋める機会がなくても、自分で気が向いたときに埋めておく人たちが増えました。
なかなか地鎮祭をする機会もないだろうし、でも、あれこれ生きてきて見聞も広がってきた頃に、あぁ~やっっぱり鎮物を埋めておくかな、と思ったらやってみてください。
方位だの方角だの個人でするときには気にしなくて、もうすでに家が建っているのであれば空いている場所にそっと埋めておけばOKです。
もの凄く深く掘る必要はないから、表に出てこないだろうぐらいの深さでいい。
桐箱版と簡易版と2種類の鎮物があるけど中身は同じです。
何か一緒に入れておきたいものがあるなら桐箱版を使う、まがり間違ってもプラスティックの箱などは使わないでね、土に戻るものを使います。
最後の最後に真鍮製の七種(鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉)が残ればそれでいいんだけど、それは見ることはないと思います。
古墳から出てきたものが七種なんです。
レターパック便 桐箱入りの鎮物 真鍮製
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興味のある方は是非ご覧ください。