神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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本物の御霊舎を使いたい 霊璽を祀るってそういうこと

全総檜 尾州檜で作る御霊舎 幕板なしの特上 幕板ありの極上

尾州桧は素材として安いものではないので、神棚にしても御霊舎にしても扱うことができる店は限られていて、総じてそういう店は量販的なものがない、つまり、粗製濫造品を扱わない傾向がある。

息の長い商売をしていく店作りというのはそういう観点も必要になるわけだ。

 

以前、フランスの住宅で窓枠だけ白い石を使ってある家の解説をしていたのを思い出したんだけど、フランスの郊外に行くと民家の様子が少しづつ変わってきて、石を積み上げて住宅が作られていて、お金のある家は白い石をふんだんに使い、そうでない家は窓枠部分だけ白い石を使う、という内容だった。

石の素材名を失念してしまったけど白い石が綺麗なんです、ただ、高いそうなんです。

っで、使う部分は窓枠にほぼ限られていて、まぁ、ここに使うのがポイントなんでしょう、そこの国独自の文化感なのかな、住宅を綺麗に見せたい部分の筆頭なんだろう。

何が言いたいのかと言うと、少ない量しか使えないときには「枠」で押さえるのが建築では行われるということ。

 

実は、御霊舎でも同じことが起きていて、扉部分だけ桧を使い、他の部分は家具のようなもので作ってしまうことが起きてきた。

家具を作る要領で御霊舎を作れば安上がりです、合板、ウレタン塗装でチャチャと部位を量産しておいて、あとは接着で組み立てて完成、最後に桧で作った窓枠をはめてそれらしく見せるだけ、安い仏壇を作るのと同じラインで作れるわけだ。

だから安い家具なんです、でも、それでいいのかな? という気持ちも残る。

 

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海老錠の不使用だとか、使用素材の切り替えとか、コストダウンも必要かもしれない、しかし、それぞれには意味が込められていてそこら辺を知るかどうかなんだろう。

あとは個人個人の考え方かな。

しっかりしたものを選びたい人たちには好評です。

 

特上シリーズは幕板なし、極上シリーズは幕板付き。

大きさがかなり違ってくるので、収める場所の空間に合わせられるように何サイズか作っているので選びやすいと思う。

 

良い物を探している人も多いから、御霊舎を神棚代わりにする人もいる。

神棚は一般的に御札を収めるようにできている関係で、神札を入れる奥行きが数センチでことが足りるんだけど、御札ではなくて御神体のようなものを収めておきたい場合には奥行きが必要になる、木箱入りの御神体などもあるよね。

そのとき収める空洞が広いものを探していることがあって、御霊舎を使うこともあります。

 

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幕板付きの極上御霊舎 尾州桧 中型サイズ

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興味のある方は是非ご覧ください。