扉の前、階段前、最前列、単体、複数など置き方はいろいろ
金幣芯はその置き方に工夫を凝らすこともあって、何をどのようにこうするというような決まりごとはないから、好きなように祭祀具として使ってみてもいいと思う。
神鏡と組み合わせて前後に置くのは、おまかせ工房の店長ブログでも度々紹介をしているけど、神道祭壇でも神棚でも使うから不思議なものではありません。
年に一回ぐらいは真鍮磨きのようなもので磨いてみるといいと思う、金幣部分は取り外してね。
一箇所一台というものでもないし、横並べで何台か使いたいときには、全体の新旧の度合いを揃えておくほうが見栄えがいいと思うから、初めから複数台使いたいときには同時期に揃えて、また、取り替えるときも同時に行っていくとバランスの取れた綺麗な神具でいられるのではないでしょうか。
御幣から金幣芯に切り替えることもあるんだけど、金幣芯から御幣にすることはまずないと思う、見かけたり聞いたことがない。
御幣だと垂と言われる白色の弊を作る必要があって、これはこれで個性際立つ世界なんだけど、ほぼ自作をするわけね、自作をするということは紙選びから始まる。
紙垂として販売しているものは注連縄などに付けるものはよくあるけど、御幣に付ける紙垂は自作はほとんど、おそらく、慣れてくると一般に販売されている紙垂の形状では満足しないと思う。
御幣の弊の作成はそれだけ個性があるから、画像検索などをしてみるといいかもね。
金幣芯がなんなのかを知らないとこういう神具を選ぶことはないはず。
過去に何度も登場しているから、その話は省略します。
ただ、こなれてくると置いてみたくなる神具だと思う、何気に本殿内部などを覗いたとき目に飛び込んできたら、そのときから置いてみるのも良い機会。
なかなか、本殿にある神殿調度品は見ても飛び込んでこないからさ、興味がわいてきたときがオススメ。
先に出た真鍮磨きなんだけど有名なものとして「ピカール」がある。
仏壇まわりの仏具を磨くときなどでも使う人たちも多いと思うよ、そしてだいたいの家庭で缶入りで一本はあるけどなかなか減らないから一生あるようなそんな長い付き合いになる研磨剤です。
ちょっとしか使わないけど無駄でもないと思うから、金属系のものが身の回りにあるなら常備しておくといいと思います。
ピカールは布切れなどにちょこっとつけて擦ると布が黒くなっていくから、そのあと綺麗な布で再度拭くとピカピカになります、強く擦りすぎると地金まで擦ってしまうから優しくじっくり擦るのがコツです。
金幣芯 きんぺいしん
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興味のある方は是非ご覧ください。