鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉の七種類で一組
やれるときにやっておくという考え方があって、結局、後から思い返せばだからどうした? それで何が変わった? と思いたくなるかもしれないけど、そんな理屈はどうでもいいからで出来るときにしておくわけだ。
歴史が古すぎて正確な講釈を聞こうとしても、いろいろな見解に分かれてしまう。
あの先生はこう言って、この先生はあのように言ってという具合。
古墳時代の出土品にもあるように歴史が古すぎて、あれこれ考える必要がないんじゃないかな「鎮物」のご紹介です。
縄文、弥生ときて古墳、飛鳥と続く、こんなことは小学生レベルだから誰でも知っていると思う。
鎮物が脈々と受け継がれているということは、それ以降の時代でも埋めていたはず。
一般の家庭に知れ渡るのはかなり遅いと思っているんだけどここ数百年? 江戸時代後期にはやっていたのかな。
天皇陵どうなんだろう? 寺社神殿あたりはありそうだし、武家関連の屋敷はやってそうだし、でも掘り返して出てきたなんて話は聞いたことがないしどうなんだろうか。
飛鳥、奈良、鎌倉、室町、安土桃山、江戸、明治、大正、昭和、平成・・・そして次の年号の「●●」へと継承していく日本の土地の神様への貢物です。
あいにく土地の神様を見た人はいません。
しかし、土地信仰が根強いわけです、土地にしがみつくという行為もその辺の派生なのかな、その場合には金銭価値にして考えることが多いのでしょう。
土木建築を業としている場合には、安全祈願となる。
これは事故がとても多い、危険のつきまとう仕事だから、必ずと言っていいほどしてきたんだけど、ここ数年で現場も大きく変わり外国人の作業者が増えてきて、この辺の土地信仰のことまではなかなか伝わらないという話を聞いたことがある。
地鎮祭を見ても、何をやっての? 神様?何を言ってんの?・・・まぁしかたがない。
その変わり自国の習慣優先になるらしい、ちょっと戸惑ってしまうこともあるそうだ。
鎮物は埋めます、土の中に埋める、そのことを「埋納」と言ったりする。
本体があれば自分でできるから、気になったときにやってみるといいでしょう。
でも、こういうことが気になるというのは大人じゃないとなかなか気が回らない世界ですよね、こんなことより着飾ったり飲食したり出かけたりのほうが話題性がある。
まぁ、これも、、、しかたがないことだろう。
あ、それと鎮物には桐箱版と簡易版があります。
多くの場合、何か一緒にしたためたものを入れていくんだけど、特に一筆書いたものがないようなときには簡易版でも十分です、本体自体は同じものです。
鎮め物を埋めておこう 自分でできます 桐箱版
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/jichinsai004.html
興味のある方は是非ご覧ください。