八足台と八脚案は同じもの 呼び名がいろいろあります
名称が違うと違うものかもしれないと思うかもしれない、八脚、八脚案、八足、八足台、案・・・・と何通りも呼び名があるけど同じものです。
場所によって使い方が若干違うんだけど、机ですね、っで何を置く机なのかということになるんだけど、神具を置くこともあればお供え物を置くこともあれば玉串、祓串を置くこともあればお屠蘇を置くこともあれば神棚を置くこともあれば・・・いろいろ。
今、神棚設置台として使う人たちが増えてきて、おまかせ工房でも数多くの八足台を一人一人のために作らせてもらう機会が増えました。
八足台には既成品という考え方がないので、使う人に合わせて作るというのが基本なんです、だから、時間がかかります、おおよそ2週間。
天板は一枚物を使うのが八足台の醍醐味だと思う、値段もそこそこしてきます。
安い八足台は木を接着してつなぎ合わせて一枚にするものもありますが、それだと安く作れるんだけどインチキみたいなものに仕上がってしまうので、モノの種類を知らないとそれはそれで満足するのかもしれない。
天板の奥行きというのは樹齢に関係してくる部分だから、一枚物で作るのと継ぎ接ぎで作るのとでは素材そのものの樹齢が全然違うってことは知っておくとちゃんとしたものを選ぶようになるはずです。
おまかせ工房では北米産桧と国産桧の2種類で八足を作っていますので、どちらかを選ぶことから始まると思う。
今は北米産桧で作ったものを神社でも使うし、家庭で使うなら十二分の素材です。
予算があるとき国産桧にしてみるといいでしょう。
最初は北米産桧のほうが国産桧より白っぽい、国産桧は黄色いとも言えますよね。
次第に色目は同じになります。
造り方などは全く同じ、天板の厚みも1寸厚で同じ、素材だけが違うだけ。
神棚を置きたいときには高さ150cmで作ることが多い、実際、その上に神棚を置くと高さ200cmぐらいになる。
手が届くわけです、お供えを交換したりするときね、踏み台に乗ることもない。
自分の手前に広がるって感じですね。
おまかせ工房では高さ150cmまでの八足台であれば同一料金で作っていますが、それを超える高さ寸法の場合には別途見積になります、ほとんど150cmですね、一番使いやすいはず。
それと高さ90cmを超える場合には組立式八足台になる、強度があるので組立式以外では作りません。
背丈の高い八足台を固定式で作ると天板と脚の組む部分に力がかかりすぎるので作りません、固定式は90cm以下で作るときだけですね。
もっとも、今は組立式八足台で低めの寸法でも作ることが多くて、結局のところ移動しやすい、しまいやすい、強いってことです。
これから八足台を作ってみようか思案中でなんだかわからないことがあれば、店長に聞いてください。
本格的な八脚案 一枚板で作る厚み1寸の八足台(固定式と組立式)
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興味のある方は是非ご覧ください。