明かりとりというライトではない使い方
ライトっていうのは照らすことが多くて、間接照明という言い方のほうが雪洞や提灯など日本の明かりとりの場合には近いのではないだろうか。
ガッと照らすことはない、もっとも昔はろうそくの炎だったから薄暗いのはしかたがない、この光加減が和室に合うわけだ、おそらく雪洞などの光から生まれる光と影に魅力を感じてしまった人もいることだろう。
今はろうそくを使うことはまずしない、危なくってしょうがない。
電球を入れ替えればいくらでも明るくまたは暗くできるからその辺のことは調節を各人でやってほしいんだけど、神道で使う場合には神や霊の通り道を照らす目的になる。
よほど広い場所でもない限り雪洞を一年中出していることはないと思う、職業で使うような広い部屋と家庭の和室では広さが違いすぎる。
ただ、雪洞を使う時期だけ出しているのも惜しい、、、ということで一年中出している家もないことはないので、決まりはないと思う。
祭壇がある家庭では雪洞は必需品に近いものです。
仏壇だと提灯が出てくるけど、祖霊舎などの祭壇では雪洞になります。
神道の場合には白木、つまり無塗装のものを使うので素材が良いわけだ。
インテリアとして使いたい人も少なからずいる。
何に使ってもらってもいい。
和室に合う明かりとりというのは行灯、提灯、雪洞などモロ間接照明的なものになるようで、一種独特な世界観がそこにはある。
暗いから電気つけようよ、、、ということではないらしい。
まぁ、その辺のことはいろいろな事情が含まれているんだろう。
日本の灯りということかな。
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