座敷すだれは一年中使えるから使うのが理想的だけど・・・
まだまだ陽気が暑くておまかせ工房のスタッフも半袖で作業をしているんだけど、それでも10月半ばなのでそろそろ一気に寒さがやってくるのかなと思いつつ、秋がなくなったかなと感じているわけです。
座敷すだれをしまうタイミングを考える場合には気温より月で判断することが多いみたいで、9月になったらしまう、お彼岸が終わったらとか、その家ごとの決まりごとにしているという話を聞いたことがある。
やはり節目が欲しい。
しかし、座敷すだれを一年中掛けてある場所もある、できることならそのほうが理想的な使い方なんだけど・・・そうもいかないこともある。
そうもいかない場合の話。
シリカゲルを入れておくといい、これはカビない。
不思議なもんで竹というのはカビやすい、表に出しておくとへっちゃらなんだけど、しまうとカビやすい。
手のひらサイズのシリカゲル(乾燥剤)があればそれを一個入れておく、これだけでかなり違うからそうして欲しい、稀に古いシリカゲルを取り出してくるかもしれないけどね。
乾燥剤を入れておけばOKということはわかったとしよう。
ならばカビてしまった場合にはどうするのか?
拭いてはいけない。
カビたら拭いてはいけない。
まずは日陰に出しておく、数時間で十分です、しばらくして全体が乾燥したかなってときにパタパタははたき落とす、これはパタパタ パタパタと入念にやっておく。
そして再度日陰干し。
直射日光は避けてね、良いすだれは直射日光をとても嫌います、日焼けが早まるので避けてね。
取り出してみたらガッツリとカビていたとしようか。
それでも拭かない、はたき落とすこと。
カビには匂いがあるけどしばらくすれば飛びます、そして、気にならない。
最初はどうしても意識がそこへいくから気になるけどね。
「日陰干しとハタキ」・・・これでOKです。
お座敷すだれNo.6 2つ節の綺麗なすだれ
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