脚元に特徴のある神明シリーズ 神殿様式としては古典的な造り
棒のような脚になっているからどこかでみた記憶がある人たちも多いかもしれない、そう、教科書で習ったことがある高床式に似ているよね、小動物が入ってこないように作ってあると教わった人もいるはず。
大昔は米蔵はこういう脚にして保管してたそうだね、住居部分はさらに大昔の話だったということを聞いたことがある。
今でも文化財など古いものになるとこのような脚の建築物が残っている、当然、社殿ではよく見かけるから、神社仏閣巡りで写真をたくさん撮ってきたなら過去の回想も兼ねて見直してみると面白いかもしれないな、見回っているときには気づかなかった発見があるはず。
今では幕板タイプの神殿が多いと思う、板状にしてあるタイプね。
昔は石の上に丸太を乗せて社殿を立てていたからさ、この脚は支柱です。
予算がなくて板をはめていない、、、という話ではありません。
ただ、神殿の支柱って本殿の中のものは、あ~すごく太い木だなぁ~、腕が回らないぐらい太いぞぉ~、と見る機会があるけどね、その下の部分には誰も興味がない。
神社仏閣巡りの着眼点のひとつかもしれない。
構造的にはこの脚のほうが風通しがよくて、床裏の傷みというか腐食が少ないからさ。
神殿よっては幕板タイプの神殿でも真裏の幕板板だけ無いものもあるんだよ、密閉してしまうと腐食が早いわけ、だって土の上に建てているからね。
どうしてこういう脚の神棚を作るのかと言うと、神棚を選ぶとき氏神様などの神殿と似ているものを選ぶことがあって、屋根違い、通し屋根など屋根のタイプもそうなんだけど、脚の部分にも着目をするからなんだ。
っで、こういう脚のほうが神棚作りとしては手間がかかる。
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