似ているようで全く違う御殿すだれ 使う場所や用途で使い分け
初めて座敷すだれを掛けてみようかと思って探している人もいるだろうから、わかりやすい例で説明をしてみたい。
まず、二枚の画像を見比べてみればなんとなくその違いがわかると思うけど、一枚だけ見せられても何もわからないよね、ネット通販は詳細画像を見ることができるから実にわかりやすい。
縁が違う、房が違うなど色物や形物に目が行きそうなんだけど、ここはひとつ・・・「 竹 」に目を向けて欲しい。
座敷すだれの良さっていうのは竹の節です。
ここが手作りの難しい部分であり、素材の選別などで経験がないとできない部分。
上の画像と下の画像・・・・なんか違うよね?
こちらはNo.1の座敷すだれ
上の画像には、、、あれ?節がないぞ・・・とくれば目が肥えてきた証拠だ。
下の画像には節がある、その節が模様になっているのがわかるでしょう。
なんだ、そんなことか、、、節なんかどうでもいい、、、なんてつれないことを言ってしまうと全てが台無しになってしまう、座敷すだれの魅力のひとつは節の活用です。
まぁ、値段と作業工程は正比例していくんだけど、細い竹に仕上げて本数が増えて、さらに節が上から下まで一直線になって、それが二本出来上がって、燻し銀の金具が取り付けられて、ねじり房をセットして、表面、裏面の竹を加工して、、、という具合になってくると価格も違ってくる。
繊細さと価格は正比例していくのは確かです。
こちらはNo.4の座敷すだれ
節を活かした座敷すだれでNo.2があるんだけど、No.2はサイズオーダーで作るこことができません、特注寸法の製作はNo.4~No.10です。
No.4は節も活かして明るい座敷すだれということもあって、おまかせ工房では一番よく作るものですね。
それと、座敷すだれは下がり210cmぐらいまでにしておきましょう。
幅115cm超えの場合には別途見積をしないとできません、座敷すだれの横幅っていうのは素材そのものに関係してくるからさ。
なんでもかんでも作れるわけじゃないから、商品ページの表にないときには問い合わせ願います。
お座敷すだれNo.1
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/zashiki001.html
お座敷すだれNo.4 サイズオーダーの製作ができます。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/zashiki004.html
興味のある方は是非ご覧ください。