御霊を祀り御霊舎を祭る 祀りと祭りの大きな違い
シンプル志向が強いと物が身の回りから消えていくっていう話があって、それはシンプルとミニマムがかぶる部分があるからなんだろうけど、つまらないことに気づくときがいずれくる、やはり、適度に置いておきたい。
引越ばかりの生活だとそれも叶わないこともあるけどさ、起きて半畳寝て一畳あればいいという考え方もあることだろう。
ところで、親がいるから自分がいる、祖先がいるから自分がいるということで祖霊舎なり仏壇なりのものが家にあるんだけど、分家の初代の場合には本家にあるんだろう。
せっかく祀っているのに何もないと冷たさを感じるよ、ミカン一個、りんご一個でもいいからさ、お供えしておくといいでしょう。
神具はその手助けをするようなもんで、冷たさを吹き飛ばして、ひとりぼっちの寂しさみたなもんを消す、だから「祭る」わけだ。
こと、神道の場合には「祭る」を使う、でもって実生活だとやたらと祭りが多い。
祭りだ、祭りだ、、、になりやすい。
あ、そうだ、神輿って神様を担いでいるんだよ。
明るい感じ、暖かさを感じるように側に置いておくわけだ。
とは言っても、家族の話になるからさ、嫌な人だったとか、顔も見たくないとかこういう感情論もあるんだろうけど・・・・でも、家の中にある以上はちゃんとしておくほうがいいでしょう。
この祭り例はとてもオーソドックスで誰が見ても、ちゃんとやってるね、となるシンプルラインの祭り方。
今回使った国産神具
金幣芯大型、雲形神鏡2寸、真榊小豆木製台軸仕様、セトモノセットB豆
豆八足台を使うのであれば6寸または7寸あたり、これら神具の並べ方は神棚でも御霊舎でも変わりません。
特上御霊舎 尾州桧版 小型サイズ
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興味のある方は是非ご覧ください。