自然色だと部屋一面に掛けることもある御簾
神具仏具の世界って特殊なものが多くて、誰でも彼でも必要になるようなものではなく、この場合はコレ、これにはアレ、って感じで嗜好性が限定されるものがほとんど。
それと本職の人たちなら馴染みがあっても、それを家の中で使うものなのか?という超高級品の祭壇用品があるよね、神具はまだまだ少ないけど仏具になると一体これはいくらなんだろうか?と考えたくなる金ピカのものも多い。
そんな数少ない神具の中で「御簾」というものがあって、すだれ。
「みす」って読む。
神社では拝殿に掛かっていることが多いから見た人もいるかな。
寺院では本殿に掛けてあるよね、赤色が多いかな。
神前御簾、仏前御簾なんて言い方をするよね、まぁ、どちらも同じなんだけど使う場所で言葉分けをしています。
ただ、傾向というものがあって、神前御簾は黄色く染めた竹ひごにすることもあれば、そのままの自然の色で作る2つのパターンがある。
仏前御簾は黄色く染めない自然色だけ。
この御簾を家庭の中で使う人たちが増えてきました、というかそういうものが販売されていることを知ったというほうが正しいのかもしれない。
なかなか御簾専門店でも神前仏前御簾は扱わないのね、とても特殊なジャンルの製品だ。
黄色染めのすだれを部屋一面に掛けると神社になってしまうので、実生活の場では自然色を使うとそれなりに馴染みやすい。
というよりも一面に掛けるより、一箇所に使うほうが圧倒的に多いんだ。
だから、おまかせ工房では一枚から作ります。
床の間に神棚を置いたとき上が空くことがおおくて、その空間を埋めるには神前御簾を使うととても綺麗に収まりますよ、仏壇を置いたときでも同じなんだけどね。
押入れを改良して祭壇を埋め込んだおくときでも、その前に掛けておく。
神道用祭壇、御仏前に飾るための御簾になります。
規格寸法はありませんので、大きさに応じて個別に製作していきます。
1.御簾の縦x横の寸法を指定してください。(1センチ単位で指定)
2.使う縁(ヘリ)を指定してください。
新大和錦(赤色・緑色)・・・テトロン、本大和錦(赤色・緑色)・・・正絹
家庭でご使用になる場合には「新大和錦(赤色・緑色)・・・テトロン」が人気があります。
3.黄色染めにするのか、自然色のままにするのか選択してください。
一般に神前の場合には黄色染め、仏前の場合には自然色です。
4 .注文画面の最後に「希望する寸法」を記載してください。
必ずこちらから確認の連絡をいたします。(電話など)
中へり・・・これは御簾が重さで弓なりになるのを防ぐために必ず必要です。
幅が60センチを超える場合から、それぞれの大きさに合わせて1本・2本・3本・・・とヘリを加えていきます。
カギ・房などは全ての大きさで付随していますので別途購入する必要はありません。
部屋に掛ける、床の間に掛ける、天袋に掛ける・・・神前御簾、仏前御簾
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/misu-001.html
興味のある方は是非ご覧ください。