畳表の織り方で作る上敷き
堅くて丈夫というのは上敷きの織り方に関係していて、普通、上敷きは双目織りという織り方で作るんだけど、引目織りという畳表の織り方で作ることもあるのね。
強いほうがいいじゃないか、丈夫なほうが長持ちするじゃないか、と良い事ずくめのように考える人もいるはず、間違っちゃいない。
ただ、堅くて丈夫というのは、そのまんまなんだけど「堅い」ってことなのね。
っで、足の裏って敏感ですぐに違いがわかるわけ。
堅いほうより柔らかいほうが踏み心地が良いってね。
しかし、柔らかく織るより、堅く織ったほうが長持ちする。
ん~~~ ここのバランスが難しい。
こっちを足せばあっちが下がる、あっちを引けばこっちが上がる・・・という事かな。
おまかせ工房ではどうせ引目織りでつくるのだから、より良質ない草を使って作ります、それがランク9。
江戸間、本間、五八間、サイズオーダー全てに対応しています。
まぁ、現代の生活で足袋を履いた姿で和室を往来している人たちは極々限られた商売ぐらいだと思う。
和風の料理屋の座敷担当とかね、大きな旅館の宴会場とかさ、ともかく大広間の和室があるところだと足袋を履いている。
足袋を履いたときには引目織りの上敷きのほうがいいかもしれない。
音が違う。。。。滑りが違う。。。。ってこんなことを書いても経験した人じゃないとなんのことだかわからないと思うけど、違う。
すでに上敷きを使っていて、うちの部屋のココだけどういうわけだか擦り切れていく、、、というときには、引目織りで作ったものを使ってみるのも方法だろう。
ただ、明らかに足の裏の感触が違う、堅くなっていることに気づくはず。
好き好きだね。
和室で寝転がる習慣がある人なら全身で感じるはず。
あ~こりゃ堅いなって思うこともあるだろうし、こいつは気持ちがいいって思うこともあるでしょう。
客間で人がたくさんくるような部屋なら引目織りがオススメ。
まぁ、適材適所でいいんじゃないだろうか。
丈夫な上敷きを使ってみよう
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/uwashiki-024.html
興味のある方は是非ご覧ください。