廊下から見える側?それとも部屋から見える側?
聞かれます、これは何度も聞かれるし、さらに、おまかせ工房に電話だけかけて確認してくる人が今年はやけに多かった、うちで作ってくれたお客さんは誰一人として聞いてこないんだが・・・・まぁ、いいか。
部屋の位置、廊下の位置、玄関の位置、窓の位置などが絡み合って、「房鈎」を廊下側に掛けるべきか、部屋側に向けて掛けるべきか、考えてしまうようだね。
基本的には部屋向きです。
部屋の中に入って房鈎が見えるようにかけるのね。
おそらくこのような状況を頭に浮かべている人は、廊下と部屋の間にかけていることを想像していることでしょう。
ただ、廊下にもいろいろあって、外廊下だと庭が見えたりする、ともかく座敷すだれを掛けておこうという住宅ってちょい豪華だったりするから、話はじっくり聞いてみないとわからないわけだ。
もし、内側にも外側にも房鈎を付けたい場合には増設してください。
これは各人でやってもらうしかないかな、房鈎と留め金具があれば増設できます。
座敷すだれに別途穴を開けないとできないから、おまかせ工房ではこの作業はしません。
あくまでもご自身でやってください、そうすれば廊下からも部屋からも見える房鈎の完成です。
既存のものの横に付ければいいだけなんです。
廊下や玄関から見えるほうが良いという場合は、きっと玄関が旧家のような状態なのかな、料理屋、料亭なども玄関が広いよね。
それから小庭がみえる外廊下を歩くなんて場合にも、廊下側に房鈎があれば座敷すだれって猛烈に豪華に見える。
まぁ、増やしておきたいこともあるでしょう。
座敷すだれには表と裏があります。
これは竹ひごの皮をむく、むかない。節のあるなしなど製作上の技法があって、みればわかるんだけどそのため普通は表面だけに房鈎をつけるわけね。
座敷すだれの房と鈎 交換用 増設用
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留め金具
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興味のある方は是非ご覧ください。