逆縁(ぎゃくべり)は「ぎゃくえん」とは読みません
上敷きには「縁(へり・ふち)」があって、この漢字は「えん」とも読めて、逆縁(ぎゃくえん)となると意味が全く違うもんで仏教用語じゃないです、日本語のややこしさが出るかもしれない、逆縁(ぎゃくべり・ぎゃくへり)と読みます。
先日、この逆縁仕様の上敷きの記事を書いたら、こんなこともできるのかってことで注文をもらったりして、ブログにも書いてみるもんだと思った。
い草上敷きの可能性というか、単に部屋に合わせた正方形・長方形だけじゃなくて、長尺スタイルの細長い上敷きなどもできます。
ただ、知っておいて欲しいのは、い草上敷きで使うい草であれば本間サイズの幅寸法が限界だということね。
昔、幅120cmの一枚物ができるか?と聞かれたことがあるんだけど、そんな長さのい草上敷き用のい草はないです。
それと、大きく分けて上敷きには双目織り、引目織りとあるんだけど、双目は双目織り用のい草を使い、引目は引目織り用のい草を使う。
織り方が違うと使うい草の量も違って、同じ面積に何本入れるかという話があって、まぁ、そこら辺は専門店にまかせてください。
おまかせ工房の上敷きは注文後から作ります、だから、即納希望の場合には無理です。
一週間ぐらいは見ておいて欲しいし、その一週間もガチガチの七日間ということじゃなくて、土日もあるし、出荷してから到着まで時間もかかるし、実質十日間ぐらいかかることもある。
一度敷けば長く使うものだろうから、ココらへんの一日、二日は待ってください。
ともかく全ての注文の寸法が違う。
これが同じ日本家屋の間取りで同じ品質で同じ縁を利用して・・・という同一ものを何枚と作るのはわけが違う。
ということで、それでも少し急いでいるって場合には、縁の選択不可、品質一種類、間取りは江戸間・本間だけという特売品の上敷きを選んでください、この特売品シリーズは旅館向けとして作っているシリーズになります。
ランク7で作るサイズオーダーの上敷きござ 江戸間・五八間サイズ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/goza-order-010.html
興味のある方は是非ご覧ください。