木は早めに腐らないといけないから桐を使う
陶器で埋めてしまうと朽ちらないんだよな、朽ちなきゃいけない、鎮物っていうのは七種の鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉が最後に残るようにしたい。
七種を紙で作ってしまうと大変安上がりにできるんだけど、紙の形代は祓いのときに使う程度で鎮物ではあまり使わないように思う。
土に戻す必要があってそのため桐を使うんだけど、木材の中では比較的早く土に戻ってくれるし、箱としてよく使われるから入手がし易いというメリットもあるんだよね。
銘木と言われる黒檀、紫檀、鉄刀木などで埋箱はめったに作らない、こっちで作るとちっとも土に戻らない。
工務店の人たちと話をする機会が多いんだけど、地鎮祭をする割合が減ってきたということを言っていたな。
戸建ての住宅の場合には必ずやってきたことだけど、建売が多くなってきたことと住宅着工件数が減ってきていることも重なって、地鎮祭だとか上棟式だとか珍しい光景になりつつあるみたいね。
そもそも鎮物って言葉が初耳という人も多いじゃないだろうか。
祭事の中で行ってもいいし、自分で埋めてもいい。
まぁ、自分で埋めておけばいいかなぁ~とも思うんだけど、自分でやっておけば一安心ってこともあるでしょう。
箱の中に紙に書いた一筆を入れておくことが多いですね。
そのときの想い、志など書いて入れておく。
七種以外で土に戻らないようなものは入れないでください。
何十センチか掘って埋める。
埋めたら生きている間に見ることはないだろうから、そのまま。
だから、、、中古物件のときには自分で埋めたくなるわけです、やっぱり自分の代のときのことは自分でやるのが間違いがない。
まずは自分で埋めること 鎮物(しずめもの)
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