サイズオーダーで作れる座敷すだれは4番から
こういうものってどんな寸法でも作れてしまうと思っている人もいるようだけど、意外と柔軟じゃないのね。
天然素材を使う製品の泣き所なのかもしれないけど、お座敷すだれにしても、神前御簾、仏前御簾にしても竹の節を生かさないといけないんだ。
すだれならどれも同じだろうと思いがちなんだろうけどね、それぞれ違う。
神前御簾などで使う竹なら幅広対応できるけど、座敷すだれで使う竹は幅広できない。
そのため幅100cmを超えるような場合にはほとんど4番になります。
まぁ、一番売れている座敷すだれかな、このNo.4。
同じ大きさなのに価格に差があるというのは、どこだけ竹に手を加えていくかという部分が大きい。
例えば、竹っていうのは細く割るとまっすぐにならない。
しなってくる、弧を描くようにたわむ。
ならば、竹を経糸で結ぶときに表と裏を交互に編んだらどうなるか?
これ、、、すだれが弧を描かなくなるよね。
仮に量販店で座敷すだれを見てもわからないと思う。
安いものは作業に手間をかけられないから、最初は問題ないんだけどしばらく経ってから、なんだかスダレが丸くなってきたな、、、、と思うかもしれない。
同じ向きで作った方が早い、竹ひごを一本一本表と裏に分けたら時間がかかってしょうがない。
でも、、、良いすだれというのはそれをやります。
節の並びは楽しみどころだから、節無しの座敷すだれは日除けに使う。
節があるような座敷すだれは間仕切りで使う。
なんというか、直射日光を遮る役目ならNo.3かな。
天津すだれ、蒲芯すだれなどでは家の雰囲気、部屋の雰囲気を壊してしまうなんて場合には、3番あたりを廊下掛けとして使うといいと思うし、部屋掛けならNo.1かな。
No.4はサイズオーダー可能なんだけど、基準寸法の幅88cm下がり172cmでよければNo.2もオススメ。
サイズオーダー可能 お座敷すだれ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/zashiki004.html
興味のある方は是非ご覧ください。