4尺棚板(120cm)なら6尺幕を使うと囲い巻ができる
神前幕の掛ける場所としては、幕板付き棚板、部屋の鴨居、玄関がよくあるところ。
玄関に神前幕を掛けてあるお寺もあるけど、家庭では正月だけ掛けるということがあって、まぁ、部屋の中では鴨居などに常時掛けている家も少ないながらある。
圧倒的に多いのは神棚の棚板なんだろう。
そこで神前幕の掛け方として、正面だけの場合、それと囲うように左右にまで張る場合があって、これ悩みどころ。
注意して欲しい点として、紋付きの場合には囲い掛けは避ける。
元々神前幕の紋位置は正面だけに掛けるように配置されているから、囲いをしようとすると大きな神前幕を用意する必要があって、紋の位置も少しづつ離れていきます。
だから、無地であればその辺の問題はクリアできるから、5尺幅(150cm)、6尺幅(180cm)の無地の神前幕はよく使われる。
神前幕はピンピンに張らない方がいいと思う、緩みがちの方が紐で幕を上げたとき、左右の下側が内側にこないようにできるからさ。
おまかせ工房では棚板の幅で選べるように表記をしています。
灯明をする人は神前幕をかけるとき注意が必要、火だね、これ誰が見てもそう思う。
なんとなくだけど、灯明をする人は減ってきている気がする、形だけかがり火にローソクを差しておくとかね。
年配の人だと灯明する人が多いと思うんだけど、消し忘れっていう一抹の不安が残る。
あれやったっけ?と忘れがちになりやすかったら、実際の灯明はしないほうがいいと思う。
神前幕って目立つようで目立たない、不思議な幕。
棚板のホコリ対策としても効果的。
一間幅の神前幕 4尺棚板を囲うように掛けたいときオススメ
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興味のある方は是非ご覧ください。