神前やサイドボードの上でも綺麗に破魔矢を飾れます
昨日、職人と破魔矢の話をしていてちょうど10月に入るということもあって、破魔矢業者、注連縄業者、御守業者などの年末年始に向けた生産がにわかに忙しくなる。
神社で破魔矢を選ぶときには矢羽部分をしっかり見てね。
矢羽部分が裂けてしまっていたりするとなんとなく嫌な気分になるもんだ。
というより、自宅に持ち帰り飾ってみたら転がって・・・瞬時に矢羽根が裂けました・・・ということはよくあるから、まぁ、それはそれでしかたがないと思って我慢する。
破魔矢の「篦」っていう部分がカーブしているようなものはまずない。
篦っていうのは「の」と読むんだけど、軸のことだね、シャフトっていうのかな。
軸曲がりは製造段階で弾くし、これはみればわかる。
でも矢羽部分はどこで裂けるか正直わからないこともあって、最後の段階で自分で選ぶときに確認するか、巫女さんが手渡ししてくるところであれば、「矢羽の裂けていないもの」と注文をつけてもいいかもしれないね。
あとは置きとき気をつけるぐらい。
こういう神前用の破魔矢置きを使えば、これから何年、何十年と取り替えていくたびに、綺麗に破魔矢を置いていくことができると思う。
破魔矢はあくまで破魔矢であって、弓道で使う矢じゃないし、まぁ弓道の矢は・・・ピンキリの世界で一本数千円~数万円と幅広い。
破魔矢の場合にはそれほど開きはないんだけど、いろいろ種類はある。
「矢じり付き」「矢じり無し」の違いは目立つよね。
まぁ、これにはいろいろな講釈、うんちくがあるから面白いと言えば面白い話になるかもしれないし、あ~そういうことなのね、と感じることもあるかもね。
破魔矢が冴える 力強さがみなぎってくる
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/hamayaoki001.html
興味のある方は是非ご覧ください。